- 著者 阿川 佐和子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784041116234
ことことこーこ
- 著者 阿川 佐和子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 416
- ISBN:
- 9784041116234
まだまだ仕事がしたいのに……もう介護!? アラフォー長女の奮闘記!
離婚して老父母の暮らす実家に戻った香子。専業主婦を卒業し、フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先、母・琴子に認知症の症状が表れはじめる。弟夫婦は頼りにならず、仕事も介護も失敗つづき。琴子の昔の料理ノートにヒントをもらい、ようやく手応えを感じた出張の帰り道、弟から「母さんが見つからない」と連絡があり……。
年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す長編小説。
年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す長編小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「ことことこーこ」感想・レビュー
-
奇妙なタイトルは、老婆の琴子(ことこ)と娘の香子(こうこ)の事であった。老親と暮らす私には、身につまされる1冊だった。物をなくすとか、同じことばかり言うなどイライラが止まらない毎日だ。でもその腹立たしさは …続きを読む2024年07月14日48人がナイス!しています
-
図書館本。著者も母親の介護をしながら、このお話を書いていたという。だから認知症の症状の表現が上手かったのか。少しずつ呆けていく母親、気付かないうちに少しずつ追い詰められていく主人公。とてもリアルに描か …続きを読む2023年11月20日29人がナイス!しています
-
姉から「さらっと読めるよ」と勧められて。ボケてきた母・琴子の介護をする娘・香子。うちの母もこんな風に静かに可愛らしくボケてくれたらよかったんだけど(苦笑)。ま、そこは阿川さんの筆の力と、現実は違うって …続きを読む2022年05月19日14人がナイス!しています