- 著者 松本 清張
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年06月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041116029
葦の浮船 新装版
- 著者 松本 清張
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年06月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041116029
巨匠・松本清張が描く、大学教員たちの濃密な愛憎劇!
小関と折戸は同じ大学に勤める助教授同士。業績もなく風采の上らない小関に対し、折戸は秀才型で女性からも人気。
性格は対照的だが不思議とウマが合った。折戸は妻子ある身で通信教育で教える人妻と不倫関係に陥る。
やがて、出世に目がくらんだ折戸は、相手を面倒に思うようになるが……。
大学内の派閥争いを軸に男女の愛憎を描いた、松本清張の傑作長編。
性格は対照的だが不思議とウマが合った。折戸は妻子ある身で通信教育で教える人妻と不倫関係に陥る。
やがて、出世に目がくらんだ折戸は、相手を面倒に思うようになるが……。
大学内の派閥争いを軸に男女の愛憎を描いた、松本清張の傑作長編。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「葦の浮船 新装版」感想・レビュー
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山崎豊子さんの「白い巨塔」を思い出した。財前と里見の間柄を思わせる折戸と小関。折戸の不倫相手との精算に担ぎ出される小関。身勝手な折戸と、それを分かっていながら折戸の学問の才能の前に負け犬となってしまう …続きを読む2021年06月29日15人がナイス!しています
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☆☆ 東京の大学の国史科に所属する2人の助教授、折戸二郎と小関久雄、折戸は秀才で業績もある。鈍才と自認する小関は折戸の学才を尊敬している。折戸は高慢で自尊心が強く女にも手が早く品格に欠ける。風采が上がら …続きを読む2021年06月25日14人がナイス!しています
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著者の小説はこれまで読んだ記憶がなく、たまたま書店で見かけて手に取った一冊なのですが、展開が予想と異なり(ハッピーエンドではないですが)面白かったです。両極端な2人ほどじゃないけど似たような人はいるよ …続きを読む2021年12月19日8人がナイス!しています