- 著者 松岡 正剛
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 448
- ISBN:
- 9784044006679
千夜千冊エディション 日本的文芸術
- 著者 松岡 正剛
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 448
- ISBN:
- 9784044006679
日本文学には、歌から磨かれた技がある
日本の文芸術は「歌」から始まる。そこから技を磨いていった。歴史と想像入り混じる「虚実皮膜」で遊ぶ近松・南北・秋成、「私小説」というジャンルを築いた四迷・独歩・花袋。日本文学を案内する第一弾!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
前口上
第一章 詠む/写す/代わる
橋本達雄編『柿本人麻呂』一五〇〇夜
松尾芭蕉『おくのほそ道』九九一夜
高浜虚子『虚子五句集』一五九七夜
第二章 虚実をまぜる
紀貫之『土佐日記』五一二夜
近松門左衛門『近松浄瑠璃集』九七四夜
鶴屋南北『東海道四谷怪談』九四九夜
上田秋成『雨月物語』四四七夜
直木三十五『南国太平記』三六四夜
石川淳『紫苑物語』八三一夜
五味康祐『柳生武芸帳』三五二夜
半村良『産霊山秘録』九八九夜
小松左京『日本アパッチ族』一七一三夜
五木寛之『風の王国』八〇一夜
第三章 「私」がはぐれている
二葉亭四迷『浮雲』二〇六夜
国木田独歩『武蔵野』六五五夜
富永太郎『富永太郎詩集』九二二夜
梶井基次郎『檸檬』四八五夜
中島敦『李陵・弟子・名人伝』三六一夜
梅崎春生『幻化』一一六一夜
古井由吉『槿』一三一五夜
つげ義春『ねじ式・紅い花』九二一夜
吉本ばなな『TUGUMI』三五〇夜
第四章 少しエロチックにする
田中貴子『聖なる女』六五六夜
宮田登『ヒメの民俗学』五三七夜
井原西鶴『好色一代男』六一八夜
泉鏡花『日本橋』九一七夜
川端康成『雪国』五三夜
吉行淳之介『原色の街・驟雨』五五一夜
水上勉『五番町夕霧楼』六七四夜
鈴木いづみ『鈴木いづみコレクション』九四三夜
松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』一〇六二夜
村田沙耶香『コンビニ人間』一七四三夜
追伸 日本文学を勝手に読み分ける
第一章 詠む/写す/代わる
橋本達雄編『柿本人麻呂』一五〇〇夜
松尾芭蕉『おくのほそ道』九九一夜
高浜虚子『虚子五句集』一五九七夜
第二章 虚実をまぜる
紀貫之『土佐日記』五一二夜
近松門左衛門『近松浄瑠璃集』九七四夜
鶴屋南北『東海道四谷怪談』九四九夜
上田秋成『雨月物語』四四七夜
直木三十五『南国太平記』三六四夜
石川淳『紫苑物語』八三一夜
五味康祐『柳生武芸帳』三五二夜
半村良『産霊山秘録』九八九夜
小松左京『日本アパッチ族』一七一三夜
五木寛之『風の王国』八〇一夜
第三章 「私」がはぐれている
二葉亭四迷『浮雲』二〇六夜
国木田独歩『武蔵野』六五五夜
富永太郎『富永太郎詩集』九二二夜
梶井基次郎『檸檬』四八五夜
中島敦『李陵・弟子・名人伝』三六一夜
梅崎春生『幻化』一一六一夜
古井由吉『槿』一三一五夜
つげ義春『ねじ式・紅い花』九二一夜
吉本ばなな『TUGUMI』三五〇夜
第四章 少しエロチックにする
田中貴子『聖なる女』六五六夜
宮田登『ヒメの民俗学』五三七夜
井原西鶴『好色一代男』六一八夜
泉鏡花『日本橋』九一七夜
川端康成『雪国』五三夜
吉行淳之介『原色の街・驟雨』五五一夜
水上勉『五番町夕霧楼』六七四夜
鈴木いづみ『鈴木いづみコレクション』九四三夜
松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』一〇六二夜
村田沙耶香『コンビニ人間』一七四三夜
追伸 日本文学を勝手に読み分ける
「千夜千冊エディション 日本的文芸術」感想・レビュー
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この文庫版も23冊目となって今後も続いていくのでしょうか?今回は私の読んだ本がかなりあって参考になりました。日本の古典ー奥の細道、土佐日記、雨月物語など―あるいは虚子、半村良、五木寛之、つげ義春、村田紗 …続きを読む2022年03月03日90人がナイス!しています
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久しぶりに、いろいろと刺激のある読書であった。読んでみたくて書店に走ったが、すぐには手に入らないのが残念です。①日本アパッチ族②風の王国、それから田中貴子さんの著作を探す。松岡正剛さんって結構有名人なの …続きを読む2023年05月24日1人がナイス!しています
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Web 梶井基次郎の檸檬創作の裏側が面白い。外からの勝手なイメージとの違い。作家が確信犯的に書いた表現の切れ味。2023年02月19日1人がナイス!しています