- 著者 伊吹亜門
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月30日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041115497
幻月と探偵
- 著者 伊吹亜門
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月30日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041115497
異邦の論理、異形の心理。
大戦前夜の満洲、元陸軍中将の屋敷、連続毒殺事件、「三つの太陽」、岸信介の野望――。
デビュー作『刀と傘』で、「ミステリが読みたい!2020年版」第1位&本格ミステリ大賞受賞!
ホワイダニットの名手が贈る、昭和史×本格ミステリ!
【あらすじ】
ここは夢の楽土か、煉獄か――。
1938年、革新官僚・岸信介の秘書が急死した。秘書は元陸軍中将・小柳津義稙の孫娘の婚約者で、小柳津邸での晩餐会で毒を盛られた疑いがあった。岸に真相究明を依頼された私立探偵・月寒三四郎は調査に乗り出すが、初対面だった秘書と参加者たちの間に因縁は見つからない。さらに、義稙宛に古い銃弾と『三つの太陽を覚へてゐるか』と書かれた脅迫状が届いていたことが分かり……。次第に月寒は、満洲の闇に足を踏み入れる。
デビュー作『刀と傘』で、「ミステリが読みたい!2020年版」第1位&本格ミステリ大賞受賞!
ホワイダニットの名手が贈る、昭和史×本格ミステリ!
【あらすじ】
ここは夢の楽土か、煉獄か――。
1938年、革新官僚・岸信介の秘書が急死した。秘書は元陸軍中将・小柳津義稙の孫娘の婚約者で、小柳津邸での晩餐会で毒を盛られた疑いがあった。岸に真相究明を依頼された私立探偵・月寒三四郎は調査に乗り出すが、初対面だった秘書と参加者たちの間に因縁は見つからない。さらに、義稙宛に古い銃弾と『三つの太陽を覚へてゐるか』と書かれた脅迫状が届いていたことが分かり……。次第に月寒は、満洲の闇に足を踏み入れる。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「幻月と探偵」感想・レビュー
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千代子は無事に日本の国へ、日本の土を踏めただろうか・・読後はそれだけ思った。1938年、満洲。今から80余年前の事なのに歴史としてもどれだけ知っているだろう。時代の闇は深く、人の熱は蒼い焔が立つようだ。利権 …続きを読む2021年09月25日169人がナイス!しています
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満洲国が舞台の本格ミステリは斯界で初だろう。後に昭和の妖怪と呼ばれる岸信介の秘書が毒殺される事件が発端で、岸に依頼された探偵の月寒が満洲の荒野を往来しながら孤独に真相を追う姿はリュウ・アーチャーを思わ …続きを読む2021年11月08日147人がナイス!しています
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1938年の満州が舞台のミステリー、やたら漢字が多くて読みにくかった、官僚の秘書が死亡した件を依頼された探偵月寒は彼の婚約者である小柳津元陸軍中尉の孫娘の依頼をうけ前夜の晩餐館での食事を疑い調査に乗り出す …続きを読む2021年11月01日93人がナイス!しています