- 著者 飯島 敏宏
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年07月16日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 432
- ISBN:
- 9784041115206
あの日、ぼくたちは
- 著者 飯島 敏宏
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年07月16日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 432
- ISBN:
- 9784041115206
東京大空襲の夜、炎の中を走り抜けた親友は戻らなかった――
『ウルトラQ』『ウルトラマン』『泣いてたまるか』の監督・飯島敏宏が自らの戦争体験をもとに、「少国民」と呼ばれた子どもたちの姿を鮮烈に描きだす、初の自伝的小説。
東京・本郷で生まれ育った弘は、悪ガキ仲間と毎日を謳歌していた。だが、戦争により日常は変わっていく。不気味な特高警察、姿を消した外国人の友人、代用品になったお菓子、軍国主義一辺倒の先生。そんな中でも、弘たちは未来を見ていた。しかし、1945年3月、中学受験のため疎開先から戻った彼らを襲ったのは、想像を絶する大空襲だった――。終戦後の混乱の中、自分たちの道を探そうともがく子どもたちの姿を描く、著者渾身の書き下ろし中篇「心に花を持って」も収録!
東京・本郷で生まれ育った弘は、悪ガキ仲間と毎日を謳歌していた。だが、戦争により日常は変わっていく。不気味な特高警察、姿を消した外国人の友人、代用品になったお菓子、軍国主義一辺倒の先生。そんな中でも、弘たちは未来を見ていた。しかし、1945年3月、中学受験のため疎開先から戻った彼らを襲ったのは、想像を絶する大空襲だった――。終戦後の混乱の中、自分たちの道を探そうともがく子どもたちの姿を描く、著者渾身の書き下ろし中篇「心に花を持って」も収録!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「あの日、ぼくたちは」感想・レビュー
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著者が経験してきたこと。それが沢山あって、遺しておきたい。そんな強い思いが苦しいほど伝わってきます。ちょっと、文章が読みにくく、読み終えるまで時間がかかりました。2021年09月04日50人がナイス!しています
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小説としては正直そこまで引き込まれなかったけれど、当時の教育とかメディアのあり方には思うところがあり、ところどころで胸が詰まりました。2024年07月09日1人がナイス!しています
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山田洋次監督の帯のコメントを見て購入。「少国民」の世代の方々が年々減っていき、当時の暮らしをリアルに書いておられる貴重な小説。文庫版あとがきは今のロシアとウクライナの戦争前。本当にこんなことになるなん …続きを読む2022年04月17日0人がナイス!しています