- 著者 新谷 尚紀
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 480
- ISBN:
- 9784044006617
日本人の葬儀
- 著者 新谷 尚紀
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 480
- ISBN:
- 9784044006617
日本人は葬儀を通じて、いかに死と「あの世」に向き合ってきたのか?
弔いをめぐる民俗には、歴史の中で伝えられてきた生と死の思想がひそんでいる。古代天皇や中近世の葬送儀礼、生死の境界における「米」「火」「石」の意味、盆の行事や花いちもんめ、便所の神さま伝承の背後にある他界への憧憬。死という絶対に、日本人はどのように向き合ってきたのか。私たちは、なぜいま葬儀と墓をめぐる変化と混乱の中にいるのか。柳田國男や折口信夫の問いを継承し、新たな時代の医療や死生観に接続する民俗学。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
現代人と死──序にかえて
1 葬儀の深層
一章 葬送儀礼
二章 米の霊力
三章 火とケガレ
四章 生と死と水辺の石
2 葬儀の歴史
一章 古代天皇の葬送と殯宮
二章 平安貴族の葬送儀礼
三章 中世の葬儀
四章 近世の葬送習俗
3 他界への憧憬
一章 盆に来る霊
二章 人を神に祀る風習
三章 儀礼と他界観
四章 花いちもんめ
あとがき
文庫版あとがき
1 葬儀の深層
一章 葬送儀礼
二章 米の霊力
三章 火とケガレ
四章 生と死と水辺の石
2 葬儀の歴史
一章 古代天皇の葬送と殯宮
二章 平安貴族の葬送儀礼
三章 中世の葬儀
四章 近世の葬送習俗
3 他界への憧憬
一章 盆に来る霊
二章 人を神に祀る風習
三章 儀礼と他界観
四章 花いちもんめ
あとがき
文庫版あとがき
「日本人の葬儀」感想・レビュー
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《民俗の思想はつねに無意識的であり、人を神に祀りその意味付けを拡大する立場の人も、それに同調する人も、たがいにその功罪や危険性については無自覚である場合が多い。無意識的であり無自覚であるだけに無責任で …続きを読む2021年09月11日11人がナイス!しています
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葬儀の深層:葬送儀礼 米の霊力 火とケガレ 生と死と水辺の石 葬儀の歴史:古代天皇の葬送と殯宮 平安貴族の葬送儀礼 中世の葬儀 近世の葬送習俗 他界への憧憬:盆に来る霊 人を神に祀る風習 儀礼と他界観 …続きを読む2021年10月12日3人がナイス!しています
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お葬式トリビアでも書いてある本かな、と気軽に読み始めたら想像を裏切られた。日本人の死生観に真正面からガップリ四つに取り組んだ大著で事例、参考文献も多数、注釈も詳細。特に葬儀の際に死者の骨を口に入れる「 …続きを読む2023年10月29日2人がナイス!しています