おんなの女房
第10回野村胡堂文学賞
第44回吉川英治文学新人賞
第10回野村胡堂文学賞
第44回吉川英治文学新人賞
第10回野村胡堂文学賞
第44回吉川英治文学新人賞
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
かくも凄まじきは芸の道、妖しくも愛おしきはこの夫婦の恋。いつしか心玉を転がされ、泣き笑いしていました。
――朝井まかてさん
よっ、蝉谷屋!と喝采を送りたい。男とは、女とは、夫婦とは。江戸の粋が織りなす、儚くも濃密な情念の錦。
―― 一穂ミチさん
独自の世界を構築し、引き込んだら放さない無類の吸引力がある。比喩には絶妙な味わいがあり、色彩豊かで五感に訴える描写は天性のもの。リズム感ある文章は落語の名調子を聞いているようだった。
――伊東潤さん