- 著者 中村 憲剛
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041113851
ラストパス 引退を決断してからの5年間の記録
- 著者 中村 憲剛
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041113851
中村憲剛は5年前に引退を決断していた。誰にも明かしていなかった内実。
<<「40歳で引退する」ということを35歳の時に決断してから歩んできた5年間の記録>>
朝、家を出るときから今日こそ伝えようと心に決めていた。妻の加奈子にも「今日、話そうと思っているから」と言ってクラブハウスに向かった。あの人に伝えることで、“すべて”が動き出す。そう思っていたからだ。2020年10月23日――久々にもらった連休が明け、練習が再開された日のことだった。僕にとっては、ずっと指標にしてきた40歳の誕生日を1週間後に控えていた。
(中略)
この5年間で僕は数え切れないほど、本当に、本当に多くのものを手にすることができた。それはタイトルという星の数だけでは測ることができない。その過程にはすぐに思い出すことができる栄光や歓喜もあれば、誰にも言えないような多くの葛藤や苦悩もあった。振り返れば、プロサッカー選手として過ごした18年間で経験してきたすべてが、かけがえのないものだったと、先のステージに進んだ今、改めて言い切ることができる。
だから、そのすべてをここに綴りたいと思う。僕が過ごしてきた18年という日々が、誰かの、何かの力になるならば、というメッセージを込めて――。(本書「プロローグ」より)
【目次】
プロローグ
第1章 2016年
第2章 2017年
第3章 2018年
第4章 2019年
第5章 2020年
第6章 2020年最終章
エピローグ
朝、家を出るときから今日こそ伝えようと心に決めていた。妻の加奈子にも「今日、話そうと思っているから」と言ってクラブハウスに向かった。あの人に伝えることで、“すべて”が動き出す。そう思っていたからだ。2020年10月23日――久々にもらった連休が明け、練習が再開された日のことだった。僕にとっては、ずっと指標にしてきた40歳の誕生日を1週間後に控えていた。
(中略)
この5年間で僕は数え切れないほど、本当に、本当に多くのものを手にすることができた。それはタイトルという星の数だけでは測ることができない。その過程にはすぐに思い出すことができる栄光や歓喜もあれば、誰にも言えないような多くの葛藤や苦悩もあった。振り返れば、プロサッカー選手として過ごした18年間で経験してきたすべてが、かけがえのないものだったと、先のステージに進んだ今、改めて言い切ることができる。
だから、そのすべてをここに綴りたいと思う。僕が過ごしてきた18年という日々が、誰かの、何かの力になるならば、というメッセージを込めて――。(本書「プロローグ」より)
【目次】
プロローグ
第1章 2016年
第2章 2017年
第3章 2018年
第4章 2019年
第5章 2020年
第6章 2020年最終章
エピローグ
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
【目次】
プロローグ
第1章 2016年
第2章 2017年
第3章 2018年
第4章 2019年
第5章 2020年
第6章 2020年最終章
エピローグ
プロローグ
第1章 2016年
第2章 2017年
第3章 2018年
第4章 2019年
第5章 2020年
第6章 2020年最終章
エピローグ
トピックス
「ラストパス 引退を決断してからの5年間の記録」感想・レビュー
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【自伝であり戦術本。そして青く燃ゆる生き様の書。】「ケガは"有限"、サッカーは"無限"」の言葉を、まさに体現したストーリー。プロはデータで闘うが、データが闘うわけではない。技術を操るのは生身の人間だ。その …続きを読む2021年09月14日20人がナイス!しています
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まず、文章がうまい。読んでてぐいぐい引き込まれて全く読むのが苦痛でなかった。記憶にとどまる試合の流れとかを丁寧に書かれていてピッチの中にいるようだった。 中村憲剛は同い年で勝手に親近感をもっていたのだ …続きを読む2022年08月20日7人がナイス!しています
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昨年、惜しまれつつ現役を引退した中村憲剛さんの、5年間の思い等を綴った本です。35歳のときに5年後の引退を見据えてから起こる劇的な出来事の数々。MVP、チームの初優勝、大怪我、そこからの復活。大怪我はとも …続きを読む2021年08月01日5人がナイス!しています
著者紹介
中村憲剛(なかむら けんご)
1980年10月、東京都生まれ。元プロサッカー選手。2003年の加入以降、現役生活18年のすべてを川崎フロンターレで過ごした。Jリーグベストイレブン8回選出、2016年には史上最年長にてJリーグMVPを受賞。日本代表としては2010FIFAワールドカップに出場、国際Aマッチ68試合出場、6得点。2020年シーズン限りにて現役を引退。現在は育成年代への指導や解説活動等を通じて、サッカー界の発展に精力を注ぐ。