どうせ死ぬから言わせてもらおう

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年05月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784040824086
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どうせ死ぬから言わせてもらおう

  • 著者 池田 清彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年05月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784040824086

同調圧力よ、サヨウナラ! 人気生物学者が直言する、唯一無二の辛口批評。

団結や同調を鼓舞する、いかなる装置もクソくらえ! 
目標設定や効果検証より「みんながんばろう」ばかりを主張する政府、グローバル・キャピタリズムを推し進めるエスタブリッシュメントたち、PCR検査をケチってGo Toキャンペーンに1兆3500億円、マジョリティの尻馬に乗った弱者バッシングだけが生きがいの人々、「日本すごい」の大合唱を続けるマスコミやネトウヨたち――日本列島ならぬ「日本劣等」に暮らす我々に必要なのは、何物にも流されない、共感しない能力だ!人気生物学者が直言する、唯一無二の辛口批評。

1)日本の幻想
生きた証
組織に忠誠を誓うのはなぜか
日本の下級国民の多くはなぜここまで従順なのか
囲碁、将棋、スポーツ、オリンピック
スポーツは危険・取扱注意ということについて

2)おコトバですが
感情に訴える言葉に共感しない能力を磨く
敬称の文脈依存性について
自然言語は定義できない(概念は実在しない)
首尾一貫性という呪縛

3)コロナ狂騒曲
一所懸命は危険だ
コロナ禍で分かったムダの効用
チフスのメアリーとコロナのジョン
厚労省の利権がらみでPCR検査が進まない
コロナは社会システムを変えるか?

4)思い込んだら百年目
人為的地球温暖化という似非科学を未だに信じる人々
人為的温暖化とは無縁な台風の被害
ビーガンという倒錯
多様性ってなんだろう
「役に立つ」とはどういうことか

5)閑居老人のよしなしごと
家庭菜園に来る害虫たち
老人閑居してよしなしごとを考える
私がいじめられなかったわけ
埋葬と墓に関するいくつかの話
物々交換の過去と未来
団結や同調を鼓舞する、いかなる装置もクソくらえ! 
目標設定や効果検証より「みんながんばろう」ばかりを主張する政府、グローバル・キャピタリズムを推し進めるエスタブリッシュメントたち、PCR検査をケチってGo Toキャンペーンに1兆3500億円、マジョリティの尻馬に乗った弱者バッシングだけが生きがいの人々、「日本すごい」の大合唱を続けるマスコミやネトウヨたち――日本列島ならぬ「日本劣等」に暮らす我々に必要なのは、何物にも流されない、共感しない能力だ!人気生物学者が直言する、唯一無二の辛口批評。

1)日本の幻想
生きた証
組織に忠誠を誓うのはなぜか
日本の下級国民の多くはなぜここまで従順なのか
囲碁、将棋、スポーツ、オリンピック
スポーツは危険・取扱注意ということについて

2)おコトバですが
感情に訴える言葉に共感しない能力を磨く
敬称の文脈依存性について
自然言語は定義できない(概念は実在しない)
首尾一貫性という呪縛

3)コロナ狂騒曲
一所懸命は危険だ
コロナ禍で分かったムダの効用
チフスのメアリーとコロナのジョン
厚労省の利権がらみでPCR検査が進まない
コロナは社会システムを変えるか?

4)思い込んだら百年目
人為的地球温暖化という似非科学を未だに信じる人々
人為的温暖化とは無縁な台風の被害
ビーガンという倒錯
多様性ってなんだろう
「役に立つ」とはどういうことか

5)閑居老人のよしなしごと
家庭菜園に来る害虫たち
老人閑居してよしなしごとを考える
私がいじめられなかったわけ
埋葬と墓に関するいくつかの話
物々交換の過去と未来

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「どうせ死ぬから言わせてもらおう」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 2021年刊。題名にしなくても、どうせ著者は言いたいことを言う。本書では思いつくまま世の中に文句をつけてるけど、一つ一つは正直どうでも良い。ただ「空気なんか読むな!」という一点だけは全面的に賛成。たぶん著 2021年刊。題名にしなくても、どうせ著者は言いたいことを言う。本書では思いつくまま世の中に文句をつけてるけど、一つ一つは正直どうでも良い。ただ「空気なんか読むな!」という一点だけは全面的に賛成。たぶん著者は死ぬまで言い続けてくれるだろう。私の場合は読めないだけだけど嬉しい。あと冒頭の「ヒトに生きる意味などはない」の言葉も気持ちいい。いや意味はある、と言っても受け売りとか刷り込みだったりする。ゼロから自問すれば良いと思う。感想にならないけど、また読まないように書いておく。 …続きを読む
    ホークス
    2023年05月01日
    39人がナイス!しています
  • どうせ死ぬからって、言っちゃいけないのオンパレード?題名からは全く予想できず、読む前から気持ちが昂ります。人に生きる意味など無い?えーっ?!身も蓋もない明言。それから、自画自賛する日本。これは実は、戦 どうせ死ぬからって、言っちゃいけないのオンパレード?題名からは全く予想できず、読む前から気持ちが昂ります。人に生きる意味など無い?えーっ?!身も蓋もない明言。それから、自画自賛する日本。これは実は、戦時中の国民の精神状態に極めて酷似しているとか。俄かには信じられない。かつて世界一の経済大国だった日本が、現在のランクは30位まで下がっているという事実。身の回りの常識から世界情勢まで、軽い口調でサラッとその真実を語る。事実を容赦なく突きつけられ、スッキリしたけど、日本の先行きに大きな不安が残りました。 …続きを読む
    Tomomi Yazaki
    2021年06月14日
    15人がナイス!しています
  • 共感する能力が社会で生きる上では必須であり、互いに察する在り方こそが美しく尊いみたいな妄言が以前から大嫌いだったので楽しく読めました。「みんな」で「ただしい」ことに邁進しているときにこそ個人個人は繊細 共感する能力が社会で生きる上では必須であり、互いに察する在り方こそが美しく尊いみたいな妄言が以前から大嫌いだったので楽しく読めました。「みんな」で「ただしい」ことに邁進しているときにこそ個人個人は繊細に敏感にその危うさを認識しなければならないのに、そうした部分を全て無視した一丸となることへの賛美ってきもちが悪いよなあ。ぼくは死ぬほどノンポリなので戦争に向かう云々みたいなイデオロギーをベースとしたお話には全く興味がないのですが、勝手に「みんな」に組み入れられて思想を共にすることを強いられるのには反吐が出る。 …続きを読む
    テツ
    2023年03月10日
    12人がナイス!しています

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