- 著者 平岡 聡
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年03月02日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784047037076
鎌倉仏教
- 著者 平岡 聡
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年03月02日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784047037076
栄西、道元、法然、親鸞、日蓮、一遍。「異端」の六僧が仏教の常識を変えた
栄西、法然、親鸞、道元、日蓮、一遍。現代まで続く一大宗派を築いた鎌倉新仏教の宗祖たちだが、あまりに独創的なその教えは、当時の社会常識を覆し、体制側から異端視された。伝統の枠組みを逸脱し、自分の心に偽らず、仏教と真摯に向かい合う――多様化した仏教を坐禅・念仏・信心・唱題の一行に統合する「専修」に焦点を当て、そこに込められた彼らの思いに注目。数々の法難を経験してなお深化していった「異端」の思想に迫る。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序 章 昏迷の現代―― 今なぜ鎌倉仏教なのか
第一章 専修の意味―― オールインワンという視点
第二章 平安の仏教―― 最澄と空海
第三章 栄西の仏教―― 兼修禅
第四章 道元の仏教―― 只管打坐
第五章 法然の仏教―― 念仏
第六章 親鸞の仏教―― 信心
第七章 日蓮の仏教―― 唱題
第八章 一遍の仏教―― 名号
終 章 異端の価値―― 宗派仏教の未来
第一章 専修の意味―― オールインワンという視点
第二章 平安の仏教―― 最澄と空海
第三章 栄西の仏教―― 兼修禅
第四章 道元の仏教―― 只管打坐
第五章 法然の仏教―― 念仏
第六章 親鸞の仏教―― 信心
第七章 日蓮の仏教―― 唱題
第八章 一遍の仏教―― 名号
終 章 異端の価値―― 宗派仏教の未来
「鎌倉仏教」感想・レビュー
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我が国外からは、時には仏教と見なされぬ、鎌倉期に成立した宗派。その祖師栄西、道元、法然、親鸞、日蓮及び一遍について、彼らの異端の教説を取り上げる。異端とは冒頭述べられるようにポピュリズムの反逆とは真反 …続きを読む2023年03月12日11人がナイス!しています
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伝統仏教=正統から異端とされた鎌倉仏教を、「専修」という視点から論じる。(栄西はこの枠組みにイマイチ当てはまらないが)道元・法然・親鸞・日蓮・一遍が仏教全体、ブッダの教えを何らかの行(専修)に集約した …続きを読む2023年11月12日4人がナイス!しています
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知らぬ間に平岡聡の本二冊目。仏教は、後発であるほど先輩方の思索を奪いとるような法論が出せる(法華経バンザイは変わらぬが)ので、日蓮だけが全部どりで、お得で、嫌だなあ(そういいながら日蓮、結構読んでる) …続きを読む2022年12月29日4人がナイス!しています