地雷グリコ

第171回直木三十五賞候補作
第37回山本周五郎賞
第77回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉
第24回本格ミステリ大賞【小説部門】
第7回飯田賞
2023年SRの会ミステリーベスト10【国内部門】第1位

地雷グリコ

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年11月27日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784041111659

第171回直木三十五賞候補作
第37回山本周五郎賞
第77回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉
第24回本格ミステリ大賞【小説部門】
第7回飯田賞
2023年SRの会ミステリーベスト10【国内部門】第1位

地雷グリコ

  • 著者 青崎 有吾
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年11月27日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784041111659

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説!

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

地雷グリコ
坊主衰弱
自由律ジャンケン
だるまさんがかぞえた
フォールーム・ポーカー

『地雷グリコ』堂々3冠達成!!

メディアミックス情報

NEWS

コミカライズ決定!

10月11日発売ヤングアニマル20号(白泉社刊)にて連載開始予定

「地雷グリコ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 気楽に読んでなおかつタップリ堪能。平成のエラリー・クイーンはこういう方向にシフトしていくのだろうか。地雷グリコであそこまでピンポイントに踏む段を予測出来るものなのか?とか、椚の戦略は自分がリードしてい 気楽に読んでなおかつタップリ堪能。平成のエラリー・クイーンはこういう方向にシフトしていくのだろうか。地雷グリコであそこまでピンポイントに踏む段を予測出来るものなのか?とか、椚の戦略は自分がリードしている前提じゃないと成立しなくないか?とか、坊主衰弱ってかなりベタなイカサマでゲーム自体は斬新さ0だよなとか、小火を起こすことを予測していたならそもそも放火禁止のルールを提言する倫理観はないのかとか、そういう諸々は新本格ミステリのフィールドでは通用しないかもなので、こっち系の作品でどんどん吐き出してほしい。 …続きを読む
    W-G
    2023年12月06日
    729人がナイス!しています
  • 本格ミステリを批判する際の「人間か描けていない」という常套句に、完璧に実作で反論してみせた。傍目にはくだらないゲームに熱中する高校生の生態を描きながら、今この時しかない青春を全力で燃やし尽くそうとする 本格ミステリを批判する際の「人間か描けていない」という常套句に、完璧に実作で反論してみせた。傍目にはくだらないゲームに熱中する高校生の生態を描きながら、今この時しかない青春を全力で燃やし尽くそうとする若者たちの姿が実に魅力的であり、各編の謎やトリックも面白い。ただ、ここまで頭脳プレイに徹してリアルを排した作品では、宮部さんと京極さん以外の直木賞選考委員の壁は厚かったに違いない。ミステリ読者なら当然の図面やイラスト入りの形式も、一般の作家には想像できないだろう。その意味で早すぎた作品と呼ばれるかもしれない。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2024年07月20日
    614人がナイス!しています
  • これが今風の小説なのか。時代は変わったものだ、それとも俺が追い付いて行けていないだけか。多分、後者。ストーリーの大まかな部分は理解できたものの、肝心な勝負の駆け引き、頭脳戦の部分はまるでお手上げですみ これが今風の小説なのか。時代は変わったものだ、それとも俺が追い付いて行けていないだけか。多分、後者。ストーリーの大まかな部分は理解できたものの、肝心な勝負の駆け引き、頭脳戦の部分はまるでお手上げですみません、よく解りませなんだ。一応解ろうとはしたんだけど、なにぶん昭和製の俺のポンコツ頭脳はパーツの真空管が破裂しそうだった。続けて読んだらそれこそ死にそうな気がしたので、一話ずつ、間に分かりやすい別の本を挟んだりして、なんとかようやく読み終えた。でもそんな俺にも主人公のキャラクターは好感持てたよ。終わり方も。 …続きを読む
    青乃108号
    2024年02月12日
    606人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品