- 著者 中山 可穂
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年04月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041111543
銀橋
- 著者 中山 可穂
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年04月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041111543
愛と青春の宝塚小説第三弾! 解説・早花まこ(元宝塚歌劇団・雪組娘役)
宝塚という花園の、酸いも甘いも知り抜いた生き字引のような専科のアモーレさん。
どこまでも渋く、成熟した大人のダンディズムを滲ませ、登場するだけで場の空気を締める――そんなプロフェッショナルな職人魂に憧れ、宝塚に入団したえり子。
音楽学校で分担さんだった先輩、花瀬レオが組替えで同じ宙組になり、落下傘でついにトップスターに就任。
レオンさんを幸せに卒業させるまでが自分の任期と思い定め、懸命にレオンを支えるえり子たち。
「本当に美しいものだけが、絶望している人の心に訴えかけて、人の心を救うことができる――こんな素敵な仕事がほかにあるか?
だから私たちのやってることはお嬢様芸ではなくて、つねに命がけの芸術なんだよ」
ひたむきに芸の道に打ち込むジェンヌさんたちの愛と青春を謳いあげた、『男役』『娘役』に続く魅惑の宝塚シリーズ第三弾!
解説・早花まこ(元宝塚歌劇団・雪組娘役)
どこまでも渋く、成熟した大人のダンディズムを滲ませ、登場するだけで場の空気を締める――そんなプロフェッショナルな職人魂に憧れ、宝塚に入団したえり子。
音楽学校で分担さんだった先輩、花瀬レオが組替えで同じ宙組になり、落下傘でついにトップスターに就任。
レオンさんを幸せに卒業させるまでが自分の任期と思い定め、懸命にレオンを支えるえり子たち。
「本当に美しいものだけが、絶望している人の心に訴えかけて、人の心を救うことができる――こんな素敵な仕事がほかにあるか?
だから私たちのやってることはお嬢様芸ではなくて、つねに命がけの芸術なんだよ」
ひたむきに芸の道に打ち込むジェンヌさんたちの愛と青春を謳いあげた、『男役』『娘役』に続く魅惑の宝塚シリーズ第三弾!
解説・早花まこ(元宝塚歌劇団・雪組娘役)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「銀橋」感想・レビュー
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宝塚物語第三弾。私が初めて宝塚観劇に行く時、当時の職場の宝塚ファンの男性が「オケピットと客席の間のステージを銀橋と言うんですよ。」と教えてくれた。公演でも年配男性2人組が感想を話していた。少女の時に心 …続きを読む2021年12月24日30人がナイス!しています
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「リーゼントには髪の毛一本垂れていてはならず、燕尾には塵ひとつついていてはならず、靴はピカピカに磨き上げられていなければならない」 男役の美学とは凄まじいものだと思った。2023年12月10日16人がナイス!しています
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前作はファンタジー要素が強めだった(とはいえ宝塚そのものが浮世の夢のような場であり続けていることは間違いない)が、三部作の集大成ともいえる本作は、舞台に魅入られ舞台に取り憑かれた人物たちの生き様が描かれ …続きを読む2021年09月21日11人がナイス!しています