- 著者 呉座 勇一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年05月09日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784040824000
戦国武将、虚像と実像
- 著者 呉座 勇一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年05月09日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784040824000
日本人の武将像はいかに変化してきたのか?時代ごとの価値観が浮き彫りに!
妄説、打破!
信長は戦前まで人気がなかった。秀吉は人たらしでなく邪悪だった!?
時代ごとに人物像は変化していた。最新研究による実像に加え、虚像の変遷から日本人の歴史認識の特徴まで解析した画期的論考。
画期的に見える人物像も、100年前の焼き直しにすぎないものが多い。
織田信長は革命児、豊臣秀吉は人たらしで徳川家康は狸親父。明智光秀は常識人で、斎藤道三は革新者、石田三成は君側の奸で、真田信繁は名軍師。
このようなイメージは、わずか数十年前にできたものが実は多い。
彼らの虚像と実像を通して、江戸、明治、大正、昭和と、時代ごとの価値観まで浮き彫りにする!
■光秀=「温厚な常識人」は一冊のベストセラーがつくった。
■油売りでも革新者でもなかった道三
■信長は将軍も天皇も尊重していた
■秀吉の評価ポイントは勤王と海外進出
■江戸時代にも三成肯定論はあった
■幸村は「軍師」ではなく「現場指揮官」だった
■司馬遼太郎の家康論は徳富蘇峰の受け売り!?
■歴史小説・ドラマの源流は“蘇峰史観”にあり!
■「野心家・光秀」はなぜ定着しなかったのか?
■信長の「勤王」こそ「革命」だった!?
■徳川政権への不満が生んだ秀吉人気
■三成忠臣/奸臣論が見落としてきたもの
■超人化していった真田幸村
■賞賛されていた家康の謀略
【目次】
はじめに
第一章 明智光秀――常識人だったのか?
第二章 斎藤道三――「美濃のマムシ」は本当か?
第三章 織田信長――革命児だったのか?
第四章 豊臣秀吉――人たらしだったのか?
第五章 石田三成――君側の奸だったのか?
第六章 真田信繁――名軍師だったのか?
第七章 徳川家康――狸親父だったのか?
終 章 大衆的歴史観の変遷
あとがき
参考文献
信長は戦前まで人気がなかった。秀吉は人たらしでなく邪悪だった!?
時代ごとに人物像は変化していた。最新研究による実像に加え、虚像の変遷から日本人の歴史認識の特徴まで解析した画期的論考。
画期的に見える人物像も、100年前の焼き直しにすぎないものが多い。
織田信長は革命児、豊臣秀吉は人たらしで徳川家康は狸親父。明智光秀は常識人で、斎藤道三は革新者、石田三成は君側の奸で、真田信繁は名軍師。
このようなイメージは、わずか数十年前にできたものが実は多い。
彼らの虚像と実像を通して、江戸、明治、大正、昭和と、時代ごとの価値観まで浮き彫りにする!
■光秀=「温厚な常識人」は一冊のベストセラーがつくった。
■油売りでも革新者でもなかった道三
■信長は将軍も天皇も尊重していた
■秀吉の評価ポイントは勤王と海外進出
■江戸時代にも三成肯定論はあった
■幸村は「軍師」ではなく「現場指揮官」だった
■司馬遼太郎の家康論は徳富蘇峰の受け売り!?
■歴史小説・ドラマの源流は“蘇峰史観”にあり!
■「野心家・光秀」はなぜ定着しなかったのか?
■信長の「勤王」こそ「革命」だった!?
■徳川政権への不満が生んだ秀吉人気
■三成忠臣/奸臣論が見落としてきたもの
■超人化していった真田幸村
■賞賛されていた家康の謀略
【目次】
はじめに
第一章 明智光秀――常識人だったのか?
第二章 斎藤道三――「美濃のマムシ」は本当か?
第三章 織田信長――革命児だったのか?
第四章 豊臣秀吉――人たらしだったのか?
第五章 石田三成――君側の奸だったのか?
第六章 真田信繁――名軍師だったのか?
第七章 徳川家康――狸親父だったのか?
終 章 大衆的歴史観の変遷
あとがき
参考文献
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
はじめに
第一章 明智光秀――常識人だったのか?
第一節 近世の明智光秀像
第二節 近代の明智光秀像
第三節 戦後の明智光秀像
第二章 斎藤道三――「美濃のマムシ」は本当か?
第一節 近世の斎藤道三像
第二節 戦前 ・戦後の斎藤道三像
第三節 斎藤道三の実像
第三章 織田信長――革命児だったのか?
第一節 近世の織田信長像
第二節 近代の織田信長像
第三節 戦後の織田信長像
第四章 豊臣秀吉――人たらしだったのか?
第一節 近世の豊臣秀吉像
第二節 明治・大正期の豊臣秀吉像
第三節 戦前・戦後の豊臣秀吉像
第五章 石田三成――君側の奸だったのか?
第一節 近世の石田三成像
第二節 明治・大正の石田三成像
第三節 戦前・戦後の石田三成像
第六章 真田信繁――名軍師だったのか?
第一節 近世の真田信繁像
第二節 明治・大正の真田信繁像
第三節 戦前・戦後の真田信繁像
第七章 徳川家康――狸親父だったのか?
第一節 近世の徳川家康像
第二節 明治・大正の徳川家康像
第三節 戦後の徳川家康像
終 章 大衆的歴史観の変遷
「革命児信長」像は戦前からある/司馬遼太郎によって作られた伝説/時代に翻弄された英雄像/江戸時代の人物像の複雑さ/歴史を教訓にすることの危険性
あとがき
参考文献
第一章 明智光秀――常識人だったのか?
第一節 近世の明智光秀像
第二節 近代の明智光秀像
第三節 戦後の明智光秀像
第二章 斎藤道三――「美濃のマムシ」は本当か?
第一節 近世の斎藤道三像
第二節 戦前 ・戦後の斎藤道三像
第三節 斎藤道三の実像
第三章 織田信長――革命児だったのか?
第一節 近世の織田信長像
第二節 近代の織田信長像
第三節 戦後の織田信長像
第四章 豊臣秀吉――人たらしだったのか?
第一節 近世の豊臣秀吉像
第二節 明治・大正期の豊臣秀吉像
第三節 戦前・戦後の豊臣秀吉像
第五章 石田三成――君側の奸だったのか?
第一節 近世の石田三成像
第二節 明治・大正の石田三成像
第三節 戦前・戦後の石田三成像
第六章 真田信繁――名軍師だったのか?
第一節 近世の真田信繁像
第二節 明治・大正の真田信繁像
第三節 戦前・戦後の真田信繁像
第七章 徳川家康――狸親父だったのか?
第一節 近世の徳川家康像
第二節 明治・大正の徳川家康像
第三節 戦後の徳川家康像
終 章 大衆的歴史観の変遷
「革命児信長」像は戦前からある/司馬遼太郎によって作られた伝説/時代に翻弄された英雄像/江戸時代の人物像の複雑さ/歴史を教訓にすることの危険性
あとがき
参考文献
「戦国武将、虚像と実像」感想・レビュー
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誰もが歴史的人物について抱く一般教養というべきイメージは、いかにして形成されてきたのか。最も人気のある7人の戦国武将を例に、受容の変遷を辿る。光秀の信長への怨恨や秀吉の知略、幸村の超人的活躍など今日に …続きを読む2022年06月04日140人がナイス!しています
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戦国時代の有名人の評価の変遷を、江戸期から現代に至るまで追った労作である。現代の作家がさも独創の様に語っている偉人観が、山路愛山や徳富蘇峰の偉人観に先祖返りしているだけという事に恐怖を感じた。司馬遼太 …続きを読む2022年05月14日110人がナイス!しています
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Kindle。戦国武将の評価が時代を経て如何に変わったのかを纏めた一冊。それぞれの時代に重視されていた価値観に基づき武将は評価されていた。江戸時代でも徳川一辺倒ではなく、様々な意見が広まっていたのは驚き。あ …続きを読む2024年02月25日93人がナイス!しています