- 著者 川奈 まり子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041109694
東京をんな語り
- 著者 川奈 まり子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041109694
東京の女たちが、私に憑依する――
青山霊園で白い彼岸花を見た奇譚蒐集家の私は、その暗示的な花言葉を引きずるようにして谷中に向かう。「乗せた女性が忽然と消えた話」で有名な青山タクシー幽霊の足取りを辿るためだ。それを発端に、怪異の糸に導かれるように都内各所を巡回。行く先々で、夜嵐おきぬ、花井お梅、妲己お百ら、因縁の歴史を生きた女たちの魂と同一化していく……。生々しく語られる業深い話の数々。虚実が交錯する、書き下ろし幻想ルポ怪談!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第一章 さまよう女
第二章 やみゆく女
第三章 いきぬく女
第二章 やみゆく女
第三章 いきぬく女
「東京をんな語り」感想・レビュー
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「夜嵐おきぬ」「妲己のお百」「花井お梅」東京を舞台とし虚実定かならぬ「おんな」達の声と著者の過去、そして東京の地霊が感じられる怪談の数々…。著者の怪談の最大の特徴は江戸時代の考証随筆を思わせるその筆の …続きを読む2021年06月08日65人がナイス!しています
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実話怪談と思って読んだら違った。本人が実体験したちょい不思議な話と彼女の親類関係だった女性が引き起こす出来事にヒトコワ系がある。人って精神に異常をきたすと全く別人になってしまうのは違う意味で怖い。明治 …続きを読む2021年03月19日51人がナイス!しています
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明治3大毒婦と言われる女たちの話と、現代の話が混じり合ってた。2021年03月26日48人がナイス!しています