- 著者 ほしお さなえ
- カバーイラスト おかざきおか
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041109687
紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆
- 著者 ほしお さなえ
- カバーイラスト おかざきおか
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 304
- ISBN:
- 9784041109687
紙に書く、伝わる優しい思い。「活版印刷三日月堂」の著者による絆の物語
ふじさき記念館にインクメーカーとガラスペン作家によるコラボ企画が持ち込まれる。館長の一成は百花に協力を頼むが、「インク沼」と言われるほど人気のカラーインクに百花自身すっかり魅了されてしまう。商品のネーミングに悩む百花。ある夜、母の冬海から百花の父親の遺品である万年筆を渡される。作家だった父との会話を懐かしく思い出した百花は、自分の名前の由来が童謡「春の小川」だと知らされる。そして、企画会議で百花の出した童謡のタイトル案が採用され、カラーインク単独でも商品化され発売されることに! しかし、製造数が上がったことで藤崎の本社の営業部、一成の従兄弟浩介からの横やりがまたしても入り、企画が本社案件になってしまい……!? 紙に書く、思いを書く。そして、伝わる優しい絆。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第一話 結の里
第二話 水引の雛飾り
第三話 カラーインクと万年筆
第二話 水引の雛飾り
第三話 カラーインクと万年筆
「紙屋ふじさき記念館 カラーインクと万年筆」感想・レビュー
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ほしおさなえさんの作品は、どの作品も温故知新という感じで、温かさを感じる。そして、古き良きものを今の世に、丁寧で優しく甦らせてくれるね。このシリーズも第3弾。水引や万年筆にスポットが当たる。一成と浩介 …続きを読む2021年04月13日314人がナイス!しています
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シリーズ3作目📚今回はインクメーカーとガラスペン作家による企画の相談が持ち込まれる。商品のネーミングに悩む百花に母から作家であった父の遺品の万年筆を渡され、自分の名前の由来が童話『春の小川』であったこと …続きを読む2023年08月26日191人がナイス!しています
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ほしおさなえさんの作品を読むと丁寧で穏やかな文章、地道に真面目に生きている登場人物たちに自分もこうありたいといつも思わされます。今回は水引の世界の奥深さに感動。記念館が困ってるときにおばあちゃんの「結 …続きを読む2021年08月01日174人がナイス!しています