ぼくの旅のあと先

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年12月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041109649
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ぼくの旅のあと先

  • 著者 椎名 誠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年12月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041109649

旅はまだ続く――行動派作家の軌跡

世界中のまずいビールからはじり、かつて社員旅行で訪れた名湯・伊香保温泉での珍騒動、メコンにシベリアにアリューシャン、南の島の妄想を含んだ回想記など全15編を収録。世界を飛び回って出会ったヒト・モノ・コトが軽快な筆致により躍動する、著者の旅エッセイの本領。旅の軌跡を振り返る一編一編に笑いと哀愁、そしてこれからも旅に生きる覚悟が込められている。読めば探検・行動意欲が湧き上がること必須の1冊。 世界中のまずいビールからはじり、かつて社員旅行で訪れた名湯・伊香保温泉での珍騒動、メコンにシベリアにアリューシャン、南の島の妄想を含んだ回想記など全15編を収録。世界を飛び回って出会ったヒト・モノ・コトが軽快な筆致により躍動する、著者の旅エッセイの本領。旅の軌跡を振り返る一編一編に笑いと哀愁、そしてこれからも旅に生きる覚悟が込められている。読めば探検・行動意欲が湧き上がること必須の1冊。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ぼくの旅のあと先」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 著者の本はいろいろ読んだけどこの本のような冒険譚が一番面白い。本のことや近所のオヤジの話だったり、映画の話より世界の様々な風習や遭遇する話はおもしろい。冒険ができる人の条件というものが見えてきた。なん 著者の本はいろいろ読んだけどこの本のような冒険譚が一番面白い。本のことや近所のオヤジの話だったり、映画の話より世界の様々な風習や遭遇する話はおもしろい。冒険ができる人の条件というものが見えてきた。なんでも食べどこでも排便しいつでも眠れて日本に悩みごとのない人では駄目だと思った。モンゴル、メコン川、中国・チベット」他。他人が必死の思いをすればするほど読者は面白いものだ。秋の夜長におすすめ。 …続きを読む
    kinkin
    2022年10月15日
    107人がナイス!しています
  • 「本の旅人」連載。シーナさんが新たにどこかへ旅した、みたいな話ではなくて、これまで行った土地やエピソードを回顧するような、言ってみれば人生の総括に差しかかっているのかと寂しさを覚えた。さすがのシーナさ 「本の旅人」連載。シーナさんが新たにどこかへ旅した、みたいな話ではなくて、これまで行った土地やエピソードを回顧するような、言ってみれば人生の総括に差しかかっているのかと寂しさを覚えた。さすがのシーナさんも痛風を患い、機内の小さなライトでは文庫本を読めなくなり、小樽の家も仕舞を余儀なくされた。少年すぎるエピソードも陰を帯びる。だけど積み重ねたものの趣は深く、読んで良かった。インドで牛肉に人気が無いからスパイスカレーに牛肉は入らないとか、人間はその土地に合った埋葬方法を編み出し儀式を整えるとか、なるほど納得。 …続きを読む
    Sakie
    2022年11月27日
    14人がナイス!しています
  • シーナさんの旅に纏わるエッセイ。山へ川へ辺境の地へ世界へ。珍しく真面目なテイスト。椎名さんも人生を振り返る時になったのだな◯ シーナさんの旅に纏わるエッセイ。山へ川へ辺境の地へ世界へ。珍しく真面目なテイスト。椎名さんも人生を振り返る時になったのだな◯
    時代
    2020年12月28日
    13人がナイス!しています

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