日和ちゃんのお願いは絶対3

日和ちゃんのお願いは絶対3

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年07月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784049135855
label

日和ちゃんのお願いは絶対3

  • 著者 岬 鷺宮
  • イラスト 堀泉 インコ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年07月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
280
ISBN:
9784049135855

普通の彼氏彼女になりたかった。でも――壊れていく世界の、最後の恋物語。

「わたし、〈天命評議会〉……辞める」
 誰にも逆らえない「お願い」の力で世界を変えてきた日和。せいいっぱい世界を良くしてきた、はずだった。でも――
〈天命評議会〉の活動のなか、日に日に心を擦り減らす日和を見かねた深春は、彼女を〈天命評議会〉から抜けさせる。
 しかしそれは、世界の情勢を狂わせ、二人の関係にも大きな亀裂をもたらしていく。少しずつ、しかし確実に壊れていく日常、見慣れた風景。そして――深春は見なくて済んでいた崩壊を、ついにその目にする。
「好きと言ってもらえて、大切にしてもらえて、とてもうれしかった――。元気でね、深春くん」
 これは壊れたままのセカイで、それでも普通の彼氏彼女になりたかった二人の、もしかして、最後の恋物語。
「わたし、〈天命評議会〉……辞める」
 誰にも逆らえない「お願い」の力で世界を変えてきた日和。せいいっぱい世界を良くしてきた、はずだった。でも――
〈天命評議会〉の活動のなか、日に日に心を擦り減らす日和を見かねた深春は、彼女を〈天命評議会〉から抜けさせる。
 しかしそれは、世界の情勢を狂わせ、二人の関係にも大きな亀裂をもたらしていく。少しずつ、しかし確実に壊れていく日常、見慣れた風景。そして――深春は見なくて済んでいた崩壊を、ついにその目にする。
「好きと言ってもらえて、大切にしてもらえて、とてもうれしかった――。元気でね、深春くん」
 これは壊れたままのセカイで、それでも普通の彼氏彼女になりたかった二人の、もしかして、最後の恋物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

同じシリーズの作品

「日和ちゃんのお願いは絶対3」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この物語の『転』が来たと感じました。普通の女の子として恋人や友人たちと笑いあい楽しく過ごす。一人の女子高校生として、ごく普通の生活を送る。そんな当たり前のことが彼女にとっては何と難しいことか。深く想い この物語の『転』が来たと感じました。普通の女の子として恋人や友人たちと笑いあい楽しく過ごす。一人の女子高校生として、ごく普通の生活を送る。そんな当たり前のことが彼女にとっては何と難しいことか。深く想い合っている日和と深春の、どうしようもないズレが切なく突き刺さる今回でした。二人の未来に何が待っているのか、続きが大いに気になります。 …続きを読む
    芳樹
    2021年07月10日
    43人がナイス!しています
  • 誰にも逆らえない「お願い」の力で世界を変えてきた日和。しかし日に日に心を擦り減らす日和を見かねた深春は、彼女を天命評議会から抜けさせるべく決意する第三弾。評議会を抜けたことで取り戻してゆく、日和らしさ 誰にも逆らえない「お願い」の力で世界を変えてきた日和。しかし日に日に心を擦り減らす日和を見かねた深春は、彼女を天命評議会から抜けさせるべく決意する第三弾。評議会を抜けたことで取り戻してゆく、日和らしさとありふれた日常。一方で少しずつ確実に壊れていくもの、見慣れた風景、これまで見なくて済んでいた崩壊。できないことも増えてゆく中で共に過ごす二人の時間、そして日和へのサプライズはとても素敵でしたけど、気づいてしまったことに見て見ぬ振りをできないのが日和なんですよね...ここからどうなってしまうのか気になります。 …続きを読む
    よっち
    2021年07月10日
    42人がナイス!しています
  • 人を絶対に従わせる「お願い」の能力を持つ日和が、〈天命評議会〉を脱退するお話。普通の女の子に戻って、深春とごく普通のカップルとしての日常を送る日和。そんなふたりの様子は微笑ましかったです。しかしせっか 人を絶対に従わせる「お願い」の能力を持つ日和が、〈天命評議会〉を脱退するお話。普通の女の子に戻って、深春とごく普通のカップルとしての日常を送る日和。そんなふたりの様子は微笑ましかったです。しかしせっかく取り戻したはずの日常のあちこちに綻びがあることで、世界が破滅へと向かって進んでいる不穏な空気も感じる結果となりました。たったひとりで世界を動かし続けてきた日和が、もうどうしようもないくらいに〈天命評議会〉から逃れられないことを突きつけられた第3巻。ここから深春がどうセカイに立ち向かっていくのかが見物です …続きを読む
    星野流人
    2021年07月25日
    38人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品