源氏物語入門 〈桐壺巻〉を読む

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784044006372
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源氏物語入門 〈桐壺巻〉を読む

  • 著者 吉海 直人
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784044006372

『源氏物語』を読み解く鍵は冒頭巻にあった! 巧妙な伏線を丁寧に解説。

『源氏物語』を読み解く鍵は冒頭巻にあった! 引歌や漢詩など、物語の根幹に関わる様々な要素が凝縮されている桐壺巻。本巻11000字を70章にわけ、原文と鑑賞、現代語訳を掲載。可能な限り歴史的資料を示しながら、巧妙な伏線を、一言一句のがさず、ていねいに解説する。物語の背景を探るだけではなく、作者の紫式部が託した思いまでを読み解き、さらに一歩踏み込んだ味わい方を伝授する。知っておきたい基礎知識も満載。 『源氏物語』を読み解く鍵は冒頭巻にあった! 引歌や漢詩など、物語の根幹に関わる様々な要素が凝縮されている桐壺巻。本巻11000字を70章にわけ、原文と鑑賞、現代語訳を掲載。可能な限り歴史的資料を示しながら、巧妙な伏線を、一言一句のがさず、ていねいに解説する。物語の背景を探るだけではなく、作者の紫式部が託した思いまでを読み解き、さらに一歩踏み込んだ味わい方を伝授する。知っておきたい基礎知識も満載。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
凡例
人物略系図
桐壺巻あらすじ
原文を読むということ

[注釈篇]
 第一部 桐壺更衣の物語
第二部 桐壺更衣の鎮魂
第三部 光源氏の臣籍降下(賜姓源氏の物語)

紫式部について(基礎知識1)
『源氏物語』の成立(基礎知識2)

[現代語訳篇]

引歌一覧
底本に指摘しているもの
参考歌
参考漢詩文
長恨歌
 
おわりに


「源氏物語入門 〈桐壺巻〉を読む」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • なるほど、プロはここまで考えるのか。源氏物語入門と書かれている本書であるが、中身はごりごりの論文である。古文の楽しさ、推理する楽しみ、評論の詳しさ。この本にはどれも入っている。まだまだ浅学なのでこの本 なるほど、プロはここまで考えるのか。源氏物語入門と書かれている本書であるが、中身はごりごりの論文である。古文の楽しさ、推理する楽しみ、評論の詳しさ。この本にはどれも入っている。まだまだ浅学なのでこの本の50%も理解してないと思うがプロはここまで考えるんだとわかっただけでも上出来であった。古語はここまで吟味するのか……。僕にはできない世界だと改めて思う。驚嘆。 …続きを読む
    roku7777
    2021年04月12日
    4人がナイス!しています
  • ★★★★☆ ★★★★☆
    DK-2084
    2023年12月11日
    3人がナイス!しています
  • 途中から目が上滑りしていくのをひしひしと感じ、流し読みにて終了。期が熟すのを待とう。 単純に単語を昔から今に置き換えるだけではなく、その背景にある和歌などの素養が試される。紫式部がいかにすごかったのか 途中から目が上滑りしていくのをひしひしと感じ、流し読みにて終了。期が熟すのを待とう。 単純に単語を昔から今に置き換えるだけではなく、その背景にある和歌などの素養が試される。紫式部がいかにすごかったのかをまざまざと見せられる気がした。それと同時に、圧倒的な教養こそが、圧巻の作品を編み出すのには不可欠なのだろうと思わされる。 …続きを読む
    むむむ
    2023年01月07日
    2人がナイス!しています

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