- 著者 大森 静佳
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年12月14日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784048843874
この世の息 歌人・河野裕子論
- 著者 大森 静佳
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年12月14日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784048843874
没後十年、今も愛され続ける河野裕子が残した十五冊の歌集を読み解く論考
河野裕子のもとで歌を学んだ最後の歌人・大森静佳が、六十四年の生涯に残した河野の十五冊の歌集を丁寧に読み込み、自在に変化してゆく詠風と、変わらぬ歌への強い愛情、そして歌に懸けた強い意志に迫った論考集
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第一章『森のやうに獣のやうに』
第二章『ひるがほ』『桜森』
第三章『はやりを』『紅』
第四章『歳月』『体力』『家』
第五章『歩く』『日付のある歌』『季の栞』『庭』
第六章『母系』『葦舟』『蝉声』
特別論考「この世のからだ」
第二章『ひるがほ』『桜森』
第三章『はやりを』『紅』
第四章『歳月』『体力』『家』
第五章『歩く』『日付のある歌』『季の栞』『庭』
第六章『母系』『葦舟』『蝉声』
特別論考「この世のからだ」
「この世の息 歌人・河野裕子論」感想・レビュー
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〈手をのべて/あなたとあなたに/触れたきに/息が足りない/この世の息が〉表題にもなっており、帯に印刷されたこの一首に惹かれて手に取った。生き急ぐような青春期の、激しい恋の歌のイメージで。本書を読んで、 …続きを読む2021年05月01日17人がナイス!しています
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河野裕子のもとで歌を学んだ最後の歌人・大森静佳が、六十四年の生涯に残した河野の十五冊の歌集を丁寧に読み込み、自在に変化してゆく詠風と、変わらぬ歌への強い愛情、そして歌に懸けた強い意志に迫った論考集。2024年03月09日11人がナイス!しています
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わかりやすいラベルを貼って満足することなく、歌集の一冊一冊、歌の一首一首をゆっくり地道に読んでいこう(あとがきより)と心がけて書いたという著者の河野裕子論は、さまざまな資料を参照して時代や短歌界との関わ …続きを読む2021年03月02日5人がナイス!しています