- 著者 波多野 聖
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041109038
黄金の稲とヘッジファンド
- 著者 波多野 聖
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041109038
「メガバンク」シリーズの著者が、満を持して放つ、書き下ろし経済小説。
いまや世界最大のヘッジファンドと評される第一次産業中央金庫。憧れの銀行員を夢見て産中に就職した城山良太は、研修先の淡路島の長閑な光景に衝撃を受ける。そこは都会の金融業界とは対照的な農業と寄り添う金融機関の姿があったのだ。翌年、営業部へと異動になった良太は、融資部門でかつてない業績を挙げ、頭角を現していくが──。2度の国家的な経済危機を乗り切った男の、発想と信念が、未曾有の混乱を生き抜く指針となる!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「黄金の稲とヘッジファンド」感想・レビュー
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もしかしてこれは著者の自叙伝?と思って手に取った作品。農林中金の実態が、企業向け融資は下手くそながら、相場で稼ぐヘッジファンドであると論じているところはたしかに著者らしい。でも農林中金よりも都市銀行衰 …続きを読む2022年09月17日42人がナイス!しています
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農中系の仕組み、組織ってこうなっているんだ、と初めて知りました。タイトルの不可思議さを理解、でも黄金の稲とヘッジファンドの繋がりってちょっと難しいですね。一般の銀行と同様な感じでいましたから。資金の源 …続きを読む2021年12月30日22人がナイス!しています
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フィクションでありながら自身の経歴を踏まえた内容かと思います。ファンドマネージャーとして成功を収めた著者が、自然環境がもたらす全てを穏やかに包み込む”空気”への憧れの様なものが伺えました。 --- 「天や海 …続きを読む2021年02月26日12人がナイス!しています