新訳 ナルニア国物語5 馬とその少年

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041108574
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新訳 ナルニア国物語5 馬とその少年

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041108574

親に捨てられても、食うに困っても少年が不幸じゃない理由。木村良平氏推薦

「この本には、決して変わらない価値がある。ほんの数ページで、この作品と、ルイスの愛情深い視線の虜になりました。」木村良平(声優)

【全世界1億2千万部! カーネギー賞受賞シリーズ第5弾】
装画:ソノムラ

※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の表記や表現を大人向けに加筆修正したものです。

●あらすじ
南国の少年シャスタはいつも父に殴られ、奴隷のようにこき使われてきた。あるとき、その父が実の親ではなく、自分を人買いに売ろうとしていることを知り、自由の国ナルニアへ逃げだす。ともに逃げてくれたのは、気高き軍馬ブリー。貴族の娘アラヴィスやその雌馬もいっしょだ。旅の途中、シャスタは自分そっくりの王子と出会い入れ替わることに。そしてナルニアへの秘密の攻撃計画を知るが…。ルーシーやエドマンドも再登場!

●新訳のここがポイント
翻訳にあたって、原作の英語の格調高さをくずさぬよう、配慮されて訳されています。

・1巻第十三章で、魔女が「深遠なる魔法のことを忘れたのか?」と問われ、先行訳ではアスランが「忘れてしまったようだな」や「どうかな、忘れてしまったかもしれない」と答えていたが、アスランがそんな大事なことを忘れるはずがないので、原文の「Let us say(と仮定しよう)」を活かし、「忘れていたこということにしよう」に。
・1巻第十六章のアスランの台詞は「しっかりやれよ、みんな。♪二階も一階も♪奥方様の部屋も♪だ!」とした。これはGoosey Goosey Ganderというナーサリー・ライムの一節なのでアスランが上機嫌になって歌っている、とわかるように。(先行訳ではただ命令しているだけになっている)

などなど、注意しないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。
「この本には、決して変わらない価値がある。ほんの数ページで、この作品と、ルイスの愛情深い視線の虜になりました。」木村良平(声優)

【全世界1億2千万部! カーネギー賞受賞シリーズ第5弾】
装画:ソノムラ

※本書は、既刊の角川つばさ文庫版の表記や表現を大人向けに加筆修正したものです。

●あらすじ
南国の少年シャスタはいつも父に殴られ、奴隷のようにこき使われてきた。あるとき、その父が実の親ではなく、自分を人買いに売ろうとしていることを知り、自由の国ナルニアへ逃げだす。ともに逃げてくれたのは、気高き軍馬ブリー。貴族の娘アラヴィスやその雌馬もいっしょだ。旅の途中、シャスタは自分そっくりの王子と出会い入れ替わることに。そしてナルニアへの秘密の攻撃計画を知るが…。ルーシーやエドマンドも再登場!

●新訳のここがポイント
翻訳にあたって、原作の英語の格調高さをくずさぬよう、配慮されて訳されています。

・1巻第十三章で、魔女が「深遠なる魔法のことを忘れたのか?」と問われ、先行訳ではアスランが「忘れてしまったようだな」や「どうかな、忘れてしまったかもしれない」と答えていたが、アスランがそんな大事なことを忘れるはずがないので、原文の「Let us say(と仮定しよう)」を活かし、「忘れていたこということにしよう」に。
・1巻第十六章のアスランの台詞は「しっかりやれよ、みんな。♪二階も一階も♪奥方様の部屋も♪だ!」とした。これはGoosey Goosey Ganderというナーサリー・ライムの一節なのでアスランが上機嫌になって歌っている、とわかるように。(先行訳ではただ命令しているだけになっている)

などなど、注意しないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 シャスタ、旅に出る
第二章 冒険のとちゅうで
第三章 タシュバーンの門
第四章 シャスタ、ナルニア人と出会う
第五章 コリン王子
第六章 シャスタ、墓場へやってくる
第七章 タシュバーンのアラヴィス
第八章 ティズロック王の秘密の会談
第九章 砂漠を越えて
第十章 南の国境の仙人
第十一章 思いもよらぬ旅の道づれ
第十二章 ナルニアでのシャスタ
第十三章 アンヴァードの戦い
第十四章 ブリーはかしこい馬となる
第十五章 ドジ王ラバダッシュ
訳者あとがき

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「新訳 ナルニア国物語5 馬とその少年」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • やっぱりナルニア国は最高です!今回はアスランがいつも一緒にいて守ってくれているインマヌエルが一番心に響きました。 やっぱりナルニア国は最高です!今回はアスランがいつも一緒にいて守ってくれているインマヌエルが一番心に響きました。
    mariya926
    2023年07月30日
    95人がナイス!しています
  • 今回の話は読み進めていくうちにキリスト教的な教訓譚なのかな、と思っていたが、アスランがブリーに語りかける辺りでそれは確信に変わった。シャスタが実はアーチェンランド国のコール王子だったという話は旧約聖書 今回の話は読み進めていくうちにキリスト教的な教訓譚なのかな、と思っていたが、アスランがブリーに語りかける辺りでそれは確信に変わった。シャスタが実はアーチェンランド国のコール王子だったという話は旧約聖書の預言者モーセがモデルになっているのではないか。訳者あとがきを読んで大いに納得。やっぱり欧米の小説は聖書、あるいはギリシャ神話がモチーフになっているんですね。ファンタジー小説であろうとも。 …続きを読む
    Francis
    2024年05月07日
    13人がナイス!しています
  • やっと5巻「馬とその少年」を入手。4巻からだいぶ待たされた気分。なんと1巻「ライオンと魔女」の4兄弟がナルニアで王・女王となり統治していた時代の話。名作シリーズを味あわせてもらい大変嬉しいのですが、もう少 やっと5巻「馬とその少年」を入手。4巻からだいぶ待たされた気分。なんと1巻「ライオンと魔女」の4兄弟がナルニアで王・女王となり統治していた時代の話。名作シリーズを味あわせてもらい大変嬉しいのですが、もう少し刊行ペースを上げてもらえないだろうか。 …続きを読む
    Chikara Tonaki
    2022年12月26日
    9人がナイス!しています

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