- 著者 山本 博文
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年09月10日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784040823904
宮廷政治 江戸城における細川家の生き残り戦略
- 著者 山本 博文
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年09月10日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784040823904
膨大な書状には、将軍を取り巻く人々の思惑が、克明に記録されていた!
大名親子の間で交わされた膨大な書状が、熊本藩・細川家に残されていた。そこには、江戸幕府の体制が確立していく過程と、将軍を取り巻く人々の様々な思惑がリアルタイムに記録されていた!
関ヶ原、大坂の陣の乱世から、将軍家による改易の嵐に島原の乱まで。細川親子がいかにして絶対君主の下で大大名となったのか。細川父子が交わした2,904通の書状から、外様大名による情報合戦の内実が明らかとなる。江戸初期の動乱と変革を知るための必読書が復刊!
※本書は、1993年に読売新聞社より刊行され、1996年に講談社文庫、2004年に講談社学術文庫で刊行された『江戸城の宮廷政治』を改題の上、復刊したものです。底本には講談社学術文庫版第一刷を使用しました。復刊にあたり、著作権継承者の御了解を得て、改題の他、難読漢字に読み仮名を付すなどの表記上の整理を行いました。
関ヶ原、大坂の陣の乱世から、将軍家による改易の嵐に島原の乱まで。細川親子がいかにして絶対君主の下で大大名となったのか。細川父子が交わした2,904通の書状から、外様大名による情報合戦の内実が明らかとなる。江戸初期の動乱と変革を知るための必読書が復刊!
※本書は、1993年に読売新聞社より刊行され、1996年に講談社文庫、2004年に講談社学術文庫で刊行された『江戸城の宮廷政治』を改題の上、復刊したものです。底本には講談社学術文庫版第一刷を使用しました。復刊にあたり、著作権継承者の御了解を得て、改題の他、難読漢字に読み仮名を付すなどの表記上の整理を行いました。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
トピックス
「宮廷政治 江戸城における細川家の生き残り戦略」感想・レビュー
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幕藩体制が確立されるまでの細川家の様子を描写。歴史を結果から知っていると、関ヶ原・大坂の陣で家康の点かが確立し、細川家も幕末まで生き延びたと認識してしまうが、当時の人々の言動を見ると先の見えない中での …続きを読む2021年12月24日23人がナイス!しています
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もとは1993年の刊行。以前から読みたいと思っていたものなので復刊はうれしい。外様大大名の改易がまだ普通にあった江戸時代の初期、細川忠興・忠利親子の二人三脚での世渡りを、二人の往復書状をもとに再現する …続きを読む2021年11月05日12人がナイス!しています
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外様大名から見る幕府政権や権力といった視点が面白い。「常に上様の御前にいると考えている」と忠利に説く忠興の用心深さが外様の立場だったのでしょう。有力者である家老との顔繫ぎが欠かせませんが、その家老の権 …続きを読む2022年09月20日5人がナイス!しています