- 著者 垣根 涼介
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年09月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041098646
信長の原理 上
- 著者 垣根 涼介
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年09月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041098646
信長の渇望と、家臣たちの焦燥。信長の内面を抉る、革新的歴史小説!
「垣根涼介の時代小説こそ
真に『独創的』という言葉がふさわしい。」
――恩田陸氏
何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか――。
斯界の絶賛を受けた歴史長編、ついに文庫化!
織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。
家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。
どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか……と。
信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒濤の血戦を制してゆく。
不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!
真に『独創的』という言葉がふさわしい。」
――恩田陸氏
何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか――。
斯界の絶賛を受けた歴史長編、ついに文庫化!
織田信長は、幼少時から孤独と、満たされぬ怒りを抱えていた。
家督を継ぎ、戦に明け暮れていた信長はある日、奇妙な法則に気づく。
どんなに鍛え上げた兵団でも、働きが鈍る者が必ず出る。その比率は、幼い頃に見た蟻と同じだ。人間も、蟻と同じなのか……と。
信長は周囲の愚かさに苛立ちながらも、軍事・経済の両面で戦国の常識を次々と打破。怒濤の血戦を制してゆく。
不変の“法則”と史実が融合した革新的エンタテインメント!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「信長の原理 上」感想・レビュー
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展開も速く面白い。そもそも信長を描いたものは、古くは江戸時代初頭の『信長公記』をはじめ、いずれも豊富なエピソードとスピード感あふれるプロットを最初から手にしたようなものである。さて、これまでの数ある信 …続きを読む2023年01月26日409人がナイス!しています
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今までにない観点で信長が描かれており、新鮮な気持ちで読める。まだ前半のみだか、この後も上手くパレートの法則を当てはめていけるのか、都合のいい時だけ持ち出してくるのかで評価が変わりそう。下巻になると、様 …続きを読む2021年07月09日331人がナイス!しています
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織田信長の苛烈な行動や思考を分析した、新たな時代小説と言える。様々な作家さんにより描かれた織田信長。心情や情緒ではなく、現実的な分析や考察は津本陽さんの「下天は夢か」に近いアプローチと思う。うつけと言 …続きを読む2021年01月01日135人がナイス!しています