紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年09月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041097755
label

紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年09月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041097755

紙だから、伝わる気持ちが強くなる。 紙小物がつなぐ絆の物語。

名古屋で行われた紙こもの市への出店を手伝った百花と莉子は、終了後、美濃和紙の産地に立ち寄る一成に付いていくことに。和紙すきを体験したり、かつての職人たちの歴史を学ぶ2人。旅行中の会話で、忙しかった両親に代わり、一成が祖母で前社長夫人の薫子に育てられたこと、それで彼が紙に対して誰よりも愛情を抱くようになったことを知る。大手製紙企業の藤崎産業は同族会社で、先代の祖父から一成の叔父が現社長に就いていた。その息子で一成のいとこ浩介は、昔から何かにつけ一成をライバル視し、営業課長として記念館の不要論を唱えているという。「なくなることをあきらめていたけど、記念館は残さなくてはいけない、と思うようになった」。一成の言葉を受け、百花も奮起し応援する気持ちになる。ある日、浩介が顧客のジュエリーデザイナー雫を連れて、記念館に現れるが……。 名古屋で行われた紙こもの市への出店を手伝った百花と莉子は、終了後、美濃和紙の産地に立ち寄る一成に付いていくことに。和紙すきを体験したり、かつての職人たちの歴史を学ぶ2人。旅行中の会話で、忙しかった両親に代わり、一成が祖母で前社長夫人の薫子に育てられたこと、それで彼が紙に対して誰よりも愛情を抱くようになったことを知る。大手製紙企業の藤崎産業は同族会社で、先代の祖父から一成の叔父が現社長に就いていた。その息子で一成のいとこ浩介は、昔から何かにつけ一成をライバル視し、営業課長として記念館の不要論を唱えているという。「なくなることをあきらめていたけど、記念館は残さなくてはいけない、と思うようになった」。一成の言葉を受け、百花も奮起し応援する気持ちになる。ある日、浩介が顧客のジュエリーデザイナー雫を連れて、記念館に現れるが……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一話 本美濃紙
第二話 garden diary
第三話 物語ペーパー

同じシリーズの作品

「紙屋ふじさき記念館 物語ペーパー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • “温故知新”、“好きこそ物の上手なれ”いう言葉を、ふと思い出す。和紙に興味を持った百花が、和紙の素晴らしさを伝えるために、あれやこれやと努力していく姿は、微笑ましく応援したくなる。そんな中で、間違いなく嫌 “温故知新”、“好きこそ物の上手なれ”いう言葉を、ふと思い出す。和紙に興味を持った百花が、和紙の素晴らしさを伝えるために、あれやこれやと努力していく姿は、微笑ましく応援したくなる。そんな中で、間違いなく嫌われるだろう浩介の存在も気になる。古き良きものを現代に残す。そして、舞台となる町すらさえも大切にしてる。優しく温かく丁寧にオブラートで包みこむようなほしおさなえワールドはいいね。いつか百花の父の小説も読んでみたい。 …続きを読む
    しんごろ
    2020年11月15日
    283人がナイス!しています
  • もう❗わくわくが止まりません💕(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)藤崎産業の前社長夫人であり、一成の叔母である薫子のすすめで、本格的に『ふじさき記念館』でアルバイトをすることになった百花であったが、ある時、記念館が存続の危機にあ もう❗わくわくが止まりません💕(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)藤崎産業の前社長夫人であり、一成の叔母である薫子のすすめで、本格的に『ふじさき記念館』でアルバイトをすることになった百花であったが、ある時、記念館が存続の危機にあることを知る…感性と発想、知識と人脈、百花と一成のコンビが記念館存続ため奮闘する❗物語に出てくる魅力的な商品たち💕私も欲しいです。 …続きを読む
    寂しがり屋の狼さん
    2023年08月22日
    199人がナイス!しています
  • 和紙をテーマにしたシリーズの2作目。美濃市和紙巡り、ちょっとしたライバル出現、お父さんの思い出…今回は前作よりもより楽しめました。人生の節目に紙漉きっていいなぁ。美濃市も魅力的で行ってみたくなりました。 和紙をテーマにしたシリーズの2作目。美濃市和紙巡り、ちょっとしたライバル出現、お父さんの思い出…今回は前作よりもより楽しめました。人生の節目に紙漉きっていいなぁ。美濃市も魅力的で行ってみたくなりました。引っ込み思案だった主人公百花が記念館で働くうちに自信をつけて成長していく様子も微笑ましかったです(でも表紙のイメージとはちょっと違うんだよな💧)「文字箱」「物語ペーパー」、素敵なネーミングにもぐっときました。楽しく奥深い和紙の世界、続きも楽しみです。 …続きを読む
    シナモン
    2021年05月15日
    178人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品