- 著者 黒木 亮
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年10月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784041097717
カラ売り屋、日本上陸
- 著者 黒木 亮
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年10月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784041097717
日本企業の不正を投資ファンドが暴き出す!
粉飾決算や株価が過大評価されている企業を探し出し、カラ売りを仕掛けて追及レポートを発表、株価が下がったところで買い戻して利益を上げる投資ファンドを「カラ売り屋」という。ニューヨークに本拠地を置くカラ売り専業投資ファンド、パンゲア&カンパニーは東京事務所を開設。パートナーの北川靖は「タイヤ・キッカー」のトニーと組んで、傘下のMS法人を使って病院買収に邁進する巨大医療グループ、架空売上げの疑いがあるシロアリ駆除会社、タックス・ヘイブンを悪用して怪しい絵画取引を行う総合商社絵画部とそれぞれ対決。窮地に追い込まれた相手は、何とか株価を吊り上げ、パンゲアを叩きつぶそうと画策するが――。金融市場に蠢く男たちの息詰まる攻防戦の先に、気鋭の経済小説家が描いた日本経済の病巣とは!?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「カラ売り屋、日本上陸」感想・レビュー
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黒木 亮は、新作中心に読んでいる作家です。外資系カラ売り屋が主人公の連作中編集でした。オススメは、今も昔も胡散臭い絵画ビジネスを描いた『商社絵画部』です。 https://maonline.jp/articles/book1222020年12月17日171人がナイス!しています
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黒木さんの小説は最近ご無沙汰していて久しぶりでした。この中には3つの話が収められていて、全国規模の病院グループ、シロアリ駆除会社、商社の絵画部がそれぞれ標的になっります。やはり元銀行員ということでの経 …続きを読む2021年11月08日104人がナイス!しています
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黒木亮はマスゴミが書く嘘800と違ってリアリティがあるな。投機で財を成す、空売りファンドの話。収益構造がいびつな会社を見つけ、売り推奨レポートを配信して株価をさげてもうける。マスゴミがやるありもしないこ …続きを読む2020年12月02日74人がナイス!しています