最期の声 ドキュメント災害関連死

最期の声 ドキュメント災害関連死

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年02月16日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784044006303

最期の声 ドキュメント災害関連死

  • 著者 山川 徹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年02月16日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784044006303

10年にわたる取材で災害支援の道を照らすノンフィクション

「どうしたら娘は助かったのか?」
 4歳の少女は、熊本地震により倒壊の恐れがある病院から
緊急転院した末に亡くなった。本震から5日後のことだった――。

東日本大震災、熊本地震、新潟県中越地震など
阪神・淡路大震災以降の国内の災害で
「災害関連死」とされた人の数、5000人以上。
死者たちの残した声なき声をきく。

10年にわたる取材で災害支援の道を照らすノンフィクション

災害の多い日本に暮らす私たちは、誰もが被災者になり、
命を落とす可能性がある。
避難中のエコノミークラス症候群、転院移動後の死、
鬱を患い自死、復旧に奔走した末の急性くも膜下出血……
どんな支援があれば命を救うことができるのか?
遺族、弁護士、医師、行政関係者、研究者ほか、
災害関連死を亡くなった人たちの「最期の声」ととらえ、
次に来る災害の教訓にしようとしている人たちがいる。
「どうしたら娘は助かったのか?」
 4歳の少女は、熊本地震により倒壊の恐れがある病院から
緊急転院した末に亡くなった。本震から5日後のことだった――。

東日本大震災、熊本地震、新潟県中越地震など
阪神・淡路大震災以降の国内の災害で
「災害関連死」とされた人の数、5000人以上。
死者たちの残した声なき声をきく。

10年にわたる取材で災害支援の道を照らすノンフィクション

災害の多い日本に暮らす私たちは、誰もが被災者になり、
命を落とす可能性がある。
避難中のエコノミークラス症候群、転院移動後の死、
鬱を患い自死、復旧に奔走した末の急性くも膜下出血……
どんな支援があれば命を救うことができるのか?
遺族、弁護士、医師、行政関係者、研究者ほか、
災害関連死を亡くなった人たちの「最期の声」ととらえ、
次に来る災害の教訓にしようとしている人たちがいる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。





「最期の声 ドキュメント災害関連死」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 災害関連死を巡る制度変遷、検証と活用の実情を扱ったルポ。生活再建用の災害弔慰金が主軸で審査の自治体間のムラ、自殺や過労や衰弱死の泣き寝入りからの逆転例、現場の声は備えの一環として有用。ここまで通るのか 災害関連死を巡る制度変遷、検証と活用の実情を扱ったルポ。生活再建用の災害弔慰金が主軸で審査の自治体間のムラ、自殺や過労や衰弱死の泣き寝入りからの逆転例、現場の声は備えの一環として有用。ここまで通るのかと驚くと同時に複雑な気分を抱く読者はいると思う。災害はすべて性格が違う。「多様」「関連」というキリがない概念に加え、専門省庁・備蓄・災害支援能団体・市民社会保護の理念等で後進国な現状からして国は自治体を積極的に主導し円滑な仕組みを構築する必要がある。申請主義と自己責任論に埋もれた千差万別な死の検証は重要な声。 …続きを読む
    のっち♬
    2023年09月13日
    104人がナイス!しています
  • 「災害関連死」の事例ひとつひとつ。 どれをとっても辛く苦しい。被災者に寄り添うことは、もちろんだが、支援者がよりよい支援をするためには、支援体制に「余裕」が必要だと感じた。具体的には、専門的知見のある 「災害関連死」の事例ひとつひとつ。 どれをとっても辛く苦しい。被災者に寄り添うことは、もちろんだが、支援者がよりよい支援をするためには、支援体制に「余裕」が必要だと感じた。具体的には、専門的知見のある人物がたくさんいること。また、そして、申請者も支援者を理解できるようなコミニュケーションの回路も構築できたらなぁと思った。 …続きを読む
    ばんだねいっぺい
    2022年04月16日
    29人がナイス!しています
  • ふむ ふむ
    takao
    2023年06月30日
    3人がナイス!しています

powered by 読書メーター

著者紹介

写真:山川 徹(やまかわ とおる)

山川 徹(やまかわ とおる)

1977年、山形県生まれ。ノンフィクションライター。東北学院大学法学部法律学科卒業後、國學院大學二部文学部史学科に編入。在学中より『別冊東北学』(東北芸術工科大学東北文化研究センター)の編集に携わる。『国境を越えたスクラム ラグビー日本代表になった外国人選手たち』で第30回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。おもな著書に『捕るか護るか? クジラの問題 いまなお続く捕鯨の現場へ』、『東北魂 ぼくの震災救援取材日記』、『カルピスをつくった男 三島海雲』、『地図で見る日本の地震』(寒川旭監修)などがある。

最近チェックした商品