妖怪少年の日々 アラマタ自伝

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年01月29日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
472
ISBN:
9784041096994

妖怪少年の日々 アラマタ自伝

  • 著者 荒俣 宏
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年01月29日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
472
ISBN:
9784041096994

知の巨人・荒俣宏はいかにして形作られたか?

平井呈一、紀田順一郎、平田弘史、石ノ森章太郎、
エドガー・アラン・ポオ、澁澤龍彦、そして水木しげる――。
数多くの「師匠」たちとの出会いから、知の巨人の脳内を紐解く!
著者73年の軌跡を記した完全保存版!

【内容】
戦後の東京下町で、海や虫やお化けと戯れた少年時代、
貪るように本を読み、幻想・怪奇文学に出会った学生時代、
平凡社で寝起きして『世界大博物図鑑』を完成させた社会人時代……。
人生の軌跡を網羅した初の自伝!

「冒頭でわたしは、自分が幸運に恵まれた果報者だと書いた。その意味は、現在から見ればほぼ原始時代のようにワイルドな暮らしから始まり、SFがそのまま現実になったエレクトロンとハイ・テクノロジーの銀河系暮らしを手に入れた二十一世紀初頭にまたがる「時間」を往来できたこともあるが、より身近には数多くの師匠や先達にめぐり合わせた幸運にもある。本心から思うが、人生の喜びは、最高の導き手に巡り合えることしかない」
――「まえがき」より
平井呈一、紀田順一郎、平田弘史、石ノ森章太郎、
エドガー・アラン・ポオ、澁澤龍彦、そして水木しげる――。
数多くの「師匠」たちとの出会いから、知の巨人の脳内を紐解く!
著者73年の軌跡を記した完全保存版!

【内容】
戦後の東京下町で、海や虫やお化けと戯れた少年時代、
貪るように本を読み、幻想・怪奇文学に出会った学生時代、
平凡社で寝起きして『世界大博物図鑑』を完成させた社会人時代……。
人生の軌跡を網羅した初の自伝!

「冒頭でわたしは、自分が幸運に恵まれた果報者だと書いた。その意味は、現在から見ればほぼ原始時代のようにワイルドな暮らしから始まり、SFがそのまま現実になったエレクトロンとハイ・テクノロジーの銀河系暮らしを手に入れた二十一世紀初頭にまたがる「時間」を往来できたこともあるが、より身近には数多くの師匠や先達にめぐり合わせた幸運にもある。本心から思うが、人生の喜びは、最高の導き手に巡り合えることしかない」
――「まえがき」より

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「妖怪少年の日々 アラマタ自伝」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『帝都大戦』でティーンの頃の僕に呪的興奮をもたらしてけれた荒俣宏さんの自伝。自伝といってもなんとなくで、司馬遼太郎的に脱線しまくり(笑)。驚き通り越して、怖くなったのが、最近読んでた本の登場人物や地名、 『帝都大戦』でティーンの頃の僕に呪的興奮をもたらしてけれた荒俣宏さんの自伝。自伝といってもなんとなくで、司馬遼太郎的に脱線しまくり(笑)。驚き通り越して、怖くなったのが、最近読んでた本の登場人物や地名、疑問、そして友達と話してた話題が次々に本書に登場してきたこと。入谷の鬼子母神、歌舞伎に何故女性役者がいないのか?正岡子規に碧梧桐、和菓子屋「うさぎや」の創業者や細野晴臣の祖父(なんとタイタニックの生き残り!)。何処かで僕を見てる(笑)?荒俣さんの趣味に塗れた行きあったりばったりの楽しき人生。羨ましいな! …続きを読む
    たいぱぱ
    2021年03月06日
    61人がナイス!しています
  • 読み友さんのレビューを見て。荒俣宏の自伝。東京の下町、台東区に生まれ、板橋区で育った団塊の世代。慶大卒業後日魯漁業に就職し、9年半コンピュータエンジニアとして過ごした後、32歳で物書きとなる。年収70万に 読み友さんのレビューを見て。荒俣宏の自伝。東京の下町、台東区に生まれ、板橋区で育った団塊の世代。慶大卒業後日魯漁業に就職し、9年半コンピュータエンジニアとして過ごした後、32歳で物書きとなる。年収70万に届かない時期を経て「帝都物語」の大ヒットで一流作家の仲間入りをし、大好きな博物学に身を投じる事が出来たという。この半生記の話を理解するために膨大な情報、つまりあらゆる本や映画、妖怪、住んだ土地、師匠たち、海外旅行で得た物、ミイラ、海水魚、マンガ、アニメ、etc…が押し寄せて来たのだ。流石、アラマタである! …続きを読む
    bura
    2021年07月10日
    51人がナイス!しています
  • 「人生の喜びは、最高の導き手に巡り合えることしかない」とまえがきにあるように、荒俣宏が荒俣宏となるためには多くの師との出会いが必要であった。子供の頃からその信条に自覚的で合ったアラマタ少年は、師との出 「人生の喜びは、最高の導き手に巡り合えることしかない」とまえがきにあるように、荒俣宏が荒俣宏となるためには多くの師との出会いが必要であった。子供の頃からその信条に自覚的で合ったアラマタ少年は、師との出会いを待つのではなく、積極的に探そうとする。「この人だ!」と思う人物に果敢にファンレターを送るのだ。ところがアラマタの自伝は、まるで一筋縄ではいかない。幼い頃に過ごした下谷という地域の説明が、いつしか鬼子母神の話へとスライドし、博物学的考察が自伝そっちのけで始まる。(つづく) …続きを読む
    ぐうぐう
    2021年06月18日
    31人がナイス!しています

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