- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041096840
文庫版 妖怪の宴 妖怪の匣
- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041096840
化け物、お化け、幽霊と “妖怪”は何が違うの?
無駄なようで大事なモノ。
日本文化に欠かせない、不思議な存在のすべて。
<巻末収録 妖怪年表 最新版>
世に溢れ、いまも増殖を続けている“妖怪”。
日本人が幼いころから親しみ、時代とともに新しい枠組みを獲得し続けているこの不思議な存在は、どのように人々の心に育まれ、進化してきたのだろうか。
伝統文化、アニミズムから、玩具、特撮、オカルト、UMAに至るまで、さまざまな例を引きながら、その真相に迫る。
“妖怪”が世の中で繰り広げている「宴」を愉しみ、意外と開けにくい“妖怪”の「匣」の蓋を少しだけ開けてみる、妖怪好き必読書。
日本文化に欠かせない、不思議な存在のすべて。
<巻末収録 妖怪年表 最新版>
世に溢れ、いまも増殖を続けている“妖怪”。
日本人が幼いころから親しみ、時代とともに新しい枠組みを獲得し続けているこの不思議な存在は、どのように人々の心に育まれ、進化してきたのだろうか。
伝統文化、アニミズムから、玩具、特撮、オカルト、UMAに至るまで、さまざまな例を引きながら、その真相に迫る。
“妖怪”が世の中で繰り広げている「宴」を愉しみ、意外と開けにくい“妖怪”の「匣」の蓋を少しだけ開けてみる、妖怪好き必読書。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
文庫版刊行にあたって
0 妖怪の周辺を回ってみる
妖怪を消費する
1 化け物について考えてみる
辞書の化け物を渡り歩く
日常語の化け物を渡り歩く
化け物からお化けへ
お化けから幽霊へ
変形・変身・変装
化けるということ
化かすということ
2 幽霊について考えてみる
霊という発明
命について
気について
魂について
心霊について
心霊・心理・精神、そして神経
最後に、霊について
妖怪を生産する
文庫版をお読みいただいた方へ
妖怪年表
0 妖怪の周辺を回ってみる
妖怪を消費する
1 化け物について考えてみる
辞書の化け物を渡り歩く
日常語の化け物を渡り歩く
化け物からお化けへ
お化けから幽霊へ
変形・変身・変装
化けるということ
化かすということ
2 幽霊について考えてみる
霊という発明
命について
気について
魂について
心霊について
心霊・心理・精神、そして神経
最後に、霊について
妖怪を生産する
文庫版をお読みいただいた方へ
妖怪年表
「文庫版 妖怪の宴 妖怪の匣」感想・レビュー
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妖怪の意味と霊の存在から言葉に込められた「言霊」を解説しているのが興味深いところです。様々な例を引き出しているのも面白いですね。京極さんの妖怪に関する蘊蓄をあれこれ知ることができました。2022年08月29日51人がナイス!しています
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いわゆる怪異についての蘊蓄と考察、これだけ細分化して書き分ける知識量がやはりすごい。幽霊、妖怪、化け物、心霊、心理。一般的にこれらのネタを解説しようとすると、科学的見地から否定的な言葉ばかりが出てくる …続きを読む2022年09月28日33人がナイス!しています
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京極夏彦氏が化け物、お化け、幽霊などを言葉の定義から徹底考察。/これぞ至福。京極堂の蘊蓄を360ページにわたって聞いているような酩酊感。しかも読み終わっても何かが身につくわけでも賢くなるわけでもない、DIO …続きを読む2021年06月03日30人がナイス!しています