風土記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年11月20日
判型:
文庫判
ページ数:
272
ISBN:
9784044006235
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風土記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 編 橋本 雅之
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年11月20日
判型:
文庫判
ページ数:
272
ISBN:
9784044006235

古代の情景が鮮やかによみがえる! 今までなかった『風土記』入門書

『古事記』や『日本書紀』が編纂されたのと同じころ、日本全国各地の動植物や土壌、地名の起源や伝承をまとめて報告するよう、官命が下された。この『風土記』を開いてみれば、鹿、白鳥、鮭、鮎、栗、槻、楢、杉などの動植物、川や山、池や湖などの自然に囲まれて生きた古代人の生活が鮮やかに記されている。現存する常陸国、播磨国、出雲国、豊後国、肥前国の五国風土記と「風土記逸文」を、現代語訳・原文・解説でダイジェスト。 『古事記』や『日本書紀』が編纂されたのと同じころ、日本全国各地の動植物や土壌、地名の起源や伝承をまとめて報告するよう、官命が下された。この『風土記』を開いてみれば、鹿、白鳥、鮭、鮎、栗、槻、楢、杉などの動植物、川や山、池や湖などの自然に囲まれて生きた古代人の生活が鮮やかに記されている。現存する常陸国、播磨国、出雲国、豊後国、肥前国の五国風土記と「風土記逸文」を、現代語訳・原文・解説でダイジェスト。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 常陸国風土記
第二章 出雲国風土記
第三章 播磨国風土記
第四章 豊後国風土記
第五章 肥前国風土記
第六章 風土記逸文

解説 風土記 古代の里山

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「風土記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古事記に興味があり、関連本を数冊読んできたおかげで、風土記の文体がすんなり入ってくる。加えて『ビギナーズ・クラシックス』の構成の妙に助けられてもいる。原文の漢字にルビをふってあり、文章のリズムを損なう 古事記に興味があり、関連本を数冊読んできたおかげで、風土記の文体がすんなり入ってくる。加えて『ビギナーズ・クラシックス』の構成の妙に助けられてもいる。原文の漢字にルビをふってあり、文章のリズムを損なうことなく大意が理解できた。大和朝廷が、自分たちの正当性を示す記紀を編纂するのと同時に、中央から派遣された役人の手によってではあるが、支配地である地方の地名・伝承等を採収したことの中でも、特に出雲国風土記が興味深い。各々の解説を読むと、未だ解明されていない古代日本の謎が多いことがわかった。今後の研究に期待大だ。 …続きを読む
    saga
    2025年03月29日
    45人がナイス!しています
  • 思っていたよりも読みやすく楽しめた。特に「常陸の国風土記」(723頃成立。不比等の子の藤原宇合が編者か)文学史的価値が高いとあり、この風土記が一番面白いのは当然か?常陸の国は中臣氏と関係が深い。タケミカ 思っていたよりも読みやすく楽しめた。特に「常陸の国風土記」(723頃成立。不比等の子の藤原宇合が編者か)文学史的価値が高いとあり、この風土記が一番面白いのは当然か?常陸の国は中臣氏と関係が深い。タケミカヅチという神が藤原氏の氏神社の春日大社に祀られているのは、鹿島神宮から勧請したとされている。常陸の国風土記を読むと蛇がよく出てきて、解説には蛇信仰はグローバルとある。カシマという地名からすると古代には島だったんだろう。「カ」については、以前に「カ」は蛇も意味する、と何かで読んだが、蛇がたくさん出てくる島→ …続きを読む
    ピンガペンギン
    2025年03月21日
    22人がナイス!しています
  • 訳文と原文に対して、古事記や日本書紀との対比から神話的な背景、当時の風習などの解説がセットになっているためわかりやすく、楽しく読めました。原文には読み仮名が振られているので、声に出して読んでみるという 訳文と原文に対して、古事記や日本書紀との対比から神話的な背景、当時の風習などの解説がセットになっているためわかりやすく、楽しく読めました。原文には読み仮名が振られているので、声に出して読んでみるという楽しみ方もできます。ダイジェスト版なので抜粋ですが、巻末に参考文献の一覧もあるのでビギナーズクラシックの名前のとおり入り口として十分なボリュームかと思います。 …続きを読む
    つきもと
    2023年06月10日
    1人がナイス!しています

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