刑事に向かない女 黙認捜査

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041095874
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刑事に向かない女 黙認捜査

  • 著者 山邑 圭
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041095874

出所したばかりの元警察官は、果たして自殺だったのか。書き下ろし警察小説

都内の解体中のビルで男の首吊り死体が発見された。男は元警察官の岡田亮介。強制わいせつ致傷罪で服役し、出所したばかりだったという。現場の状況から自殺の線で終わらせようとする方針に対し、荻窪東署の刑事・椎名真帆は、他殺を疑い捜査を開始する。一方、警視庁副総監に呼び出された捜査一課の芦川は、ある人物を内偵調査することを命じられるが……。椎名と芦川の捜査が交錯する時、事件は思わぬ方向へ展開していく。
都内の解体中のビルで男の首吊り死体が発見された。男は元警察官の岡田亮介。強制わいせつ致傷罪で服役し、出所したばかりだったという。現場の状況から自殺の線で終わらせようとする方針に対し、荻窪東署の刑事・椎名真帆は、他殺を疑い捜査を開始する。一方、警視庁副総監に呼び出された捜査一課の芦川は、ある人物を内偵調査することを命じられるが……。椎名と芦川の捜査が交錯する時、事件は思わぬ方向へ展開していく。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「刑事に向かない女 黙認捜査」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 荻窪東署の椎名真帆、今回は出所したばかりの元警察官・岡田の他殺を疑うシリーズ第3弾。5年前の事件を追う真帆と吾妻だが、そこに警視庁副総監からある人物の内定調査を命じられた芦川と交錯する・・真犯人は最低だ 荻窪東署の椎名真帆、今回は出所したばかりの元警察官・岡田の他殺を疑うシリーズ第3弾。5年前の事件を追う真帆と吾妻だが、そこに警視庁副総監からある人物の内定調査を命じられた芦川と交錯する・・真犯人は最低だったがあらあら、芦川さん、こんな形でこんな別れになるとはちょっと意外。そして、真帆も新たなステージの幕が上がるのか?次が楽しみになって来た。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2020年09月27日
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  • シリーズ第3弾。だんだん面白くなるのは所轄の刑事の真帆が初めは事務職に就きたかったとか愚痴が多かったが、次第に刑事としての矜持を持ち始めたからかな。相棒との仲も喧嘩しながらもお互い意思疎通ができてるし シリーズ第3弾。だんだん面白くなるのは所轄の刑事の真帆が初めは事務職に就きたかったとか愚痴が多かったが、次第に刑事としての矜持を持ち始めたからかな。相棒との仲も喧嘩しながらもお互い意思疎通ができてるし。元警察官の自殺から始まり、それを不審に思う真帆。5年前の事件が関係するも何故かそれを隠蔽しようとする上層部。蓋を開けてみれば見苦しくも、エグささえ感じるキャリア警察官の人間味の薄さ。真実は意外なところに・・・。それにしても上昇志向の芦川刑事がねぇ。今、真帆は刑事に向く女として輝いている。続編あるのかな? …続きを読む
    タイ子
    2020年11月06日
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  • 自分には向いていない。そう決めつけて職を手放してしまうのは勿体ない。結論出すなら一呼吸。そう諭したくなりながら読んだシリーズ一作目から早くも第三作目。やっと刑事としての覚悟が見え始めた椎名真帆が、淡く 自分には向いていない。そう決めつけて職を手放してしまうのは勿体ない。結論出すなら一呼吸。そう諭したくなりながら読んだシリーズ一作目から早くも第三作目。やっと刑事としての覚悟が見え始めた椎名真帆が、淡く複雑な想いを胸中に真実追及の責任を全うする警察小説。本物の刑事になった、と彼女の成長に目を見張る一冊。同時に急展開な退場劇が一抹の淋しさを残している。運命は時として残酷な現実をみせる。それでも職務を全うし、犯罪者の一手も二手も先を読み、堅実な証拠を積み上げていく真っ当な刑事たちの姿は痛快で、敬礼したくなる。 …続きを読む
    えみ
    2021年03月02日
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