- 著者 池上 永一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041095720
ヒストリア 下
- 著者 池上 永一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041095720
構成20年、『テンペスト』『黙示録』の著者が全身全霊で挑んだ超大作!
移民先の南米ボリビアで苦心惨憺の日々を送る知花煉(ちばなれん)。プロレス女王のカルメンや日系人カルロス兄弟という仲間を得て、農業や商売に奮闘していた矢先、煉は米国の謀略に巻き込まれ、空賊となって密輸を手伝う羽目に陥る。一方、チェ・ゲバラが革命に成功したキューバで、核戦争の危機が迫っていた。米ソ一触即発の裏で、煉は戦争阻止に動くが……。果たして煉は魂を取り戻すことができるのか? 激賞を受けた著者最高傑作!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第八章 騙し騙される私
第九章 西側の私と東側の私
第十章 私の戦争の終わらせ方
第十一章 私が愛した革命家
第十二章 私の魂の行方
第十三章 私の魂の還る場所
第九章 西側の私と東側の私
第十章 私の戦争の終わらせ方
第十一章 私が愛した革命家
第十二章 私の魂の行方
第十三章 私の魂の還る場所
「ヒストリア 下」感想・レビュー
-
移民先のボリビアにて、知花煉は、そこで得た数々の仲間と苦難を乗り越える。時には空賊になり、時には農夫になり。生きる中で担がされた陰謀を払いのけ、煉は自分の戦争と決着をつける。2021年03月04日24人がナイス!しています
-
【一九六七年十月九日、政府軍はゲリラたち全員を射殺した。ボリビアで十月九日は何の記念日でもない。わたしは暗闇のなかで平和を祈り続けた。さようなら、愛しのエルネスト】南米の地を駆け回り飛び回り這い回り、 …続きを読む2020年10月23日23人がナイス!しています
-
現代史のメジャーな事件に関わる煉。物語だからね。登場人物は派手だよ。オートバイ走る、飛行機も飛ぶ。戦争、革命、移民、南米の自然。ヒストリア、語られない歴史か。複雑な問題が登場人物達と絡み合う。登場人物 …続きを読む2020年10月28日12人がナイス!しています