- 著者 逸木 裕
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年08月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784041095591
空想クラブ
- 著者 逸木 裕
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年08月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784041095591
ラスト16ページの「奇跡」を、あなたは体験する。青春ミステリの最新形。
吉見駿は空想好きな中学生。祖父から受け継いだ「能力」によって、見たい風景を「見る」ことができる。小学生のときの親友・真夜の葬儀の帰り道、駿は河川敷で幽霊となった彼女に再会する。川で溺死した真夜は、死の瞬間の謎のために河川敷の、半径二十メートルの範囲に捕らわれてしまったという。塾からの帰宅途中、河川敷を自転車で走っていた真夜は川の方から「助けて!」という叫び声を耳にした。少女が溺れていることに気付いた彼女が川に入ったそのとき、木の枝を踏んだような音と共に意識を失ったという。「能力」のためか、自分だけが真夜の姿を見ることができると知った駿は、仲間と共に彼女の死の真相を探っていく。溺れていた少女を捜していくなかで、町の不良・郷原の関わりが見えてくるが……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
トピックス
「空想クラブ」感想・レビュー
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死者が見えてしまう能力を持つ少年が、不慮の死を遂げた同級生の死因を仲間と共に突き止めようとする物語は、ミステリよりも『時をかける少女』や『なぞの転校生』などのSFジュブナイル小説に近い。しかし、それぞ …続きを読む2022年08月15日135人がナイス!しています
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"空想した風景を目の前に繰り広げることが出来る"そんな不思議な力を祖父から受け継いだ少年が、幽霊となった友の死の真相を仲間とともに探っていく、ファンタジー系青春ミステリ。「空想」という無限の可能性、「仲 …続きを読む2021年01月24日120人がナイス!しています
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見たい景色を見ることができる祖父から受け継いだ特殊能力を持つ中学生の駿。荒川で亡くなった友人真夜の幽霊に会い、今は疎遠となっていた小学生の時の「空想クラブ」のメンバーとその真相を探る。ミステリーでファ …続きを読む2021年01月05日106人がナイス!しています