「奥州の竜」 伊達政宗 最後の戦国大名、天下人への野望と忠誠

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年12月09日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
368
ISBN:
9784040823713
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「奥州の竜」 伊達政宗 最後の戦国大名、天下人への野望と忠誠

  • 著者 佐藤 貴浩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年12月09日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
368
ISBN:
9784040823713

その本性は、天下を狙う謀将か、政権の忠臣か? 新たな政宗評伝の決定版!

奥州の名家である伊達家に生まれた政宗は、18歳にして家督を相続。会津に覇を唱えた蘆名氏を滅ぼし、南奥の諸家を従えるも、領土拡大は秀吉の天下統一の前に挫折する。その後、豊臣、徳川に従うが、たびたび謀反の噂が立ち、後半生も平穏ではなかった。膨大に残された書状から、天下人への「野望」と「忠誠」がせめぎ合う生涯をひも解く。伊達氏研究の新鋭による、これまでにない政宗評伝。

【目次】
はじめに
 
序章 伊達氏の書状

第一章 戦国大名・伊達政宗の誕生
 一、父と駆け抜けた日々
 二、苦戦する政宗

第二章 覇者の葛藤
 一、南奧の覇者誕生
 二、葛藤する政宗
 三、家臣との付き合い

第三章 豊臣大名・伊達政宗
 一、奥羽仕置と「政宗別心」問題
 二、朝鮮出兵と秀吉の死

第四章 近世大名・伊達政宗
 一、関ヶ原合戦
 二、仙台開府と慶長遣欧使節
 三、大坂の陣

第五章 元和偃武の世
 一、家康の死と時代の変化
 二、晩年の政宗

終章 伊達政宗の人となりと死
 一、政宗の趣味と教養
 二、政宗の死

おわりに ―天下人への野望から、天下人への忠誠へ―

あとがき
主要参考文献
奥州の名家である伊達家に生まれた政宗は、18歳にして家督を相続。会津に覇を唱えた蘆名氏を滅ぼし、南奥の諸家を従えるも、領土拡大は秀吉の天下統一の前に挫折する。その後、豊臣、徳川に従うが、たびたび謀反の噂が立ち、後半生も平穏ではなかった。膨大に残された書状から、天下人への「野望」と「忠誠」がせめぎ合う生涯をひも解く。伊達氏研究の新鋭による、これまでにない政宗評伝。

【目次】
はじめに
 
序章 伊達氏の書状

第一章 戦国大名・伊達政宗の誕生
 一、父と駆け抜けた日々
 二、苦戦する政宗

第二章 覇者の葛藤
 一、南奧の覇者誕生
 二、葛藤する政宗
 三、家臣との付き合い

第三章 豊臣大名・伊達政宗
 一、奥羽仕置と「政宗別心」問題
 二、朝鮮出兵と秀吉の死

第四章 近世大名・伊達政宗
 一、関ヶ原合戦
 二、仙台開府と慶長遣欧使節
 三、大坂の陣

第五章 元和偃武の世
 一、家康の死と時代の変化
 二、晩年の政宗

終章 伊達政宗の人となりと死
 一、政宗の趣味と教養
 二、政宗の死

おわりに ―天下人への野望から、天下人への忠誠へ―

あとがき
主要参考文献

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
 
序章 伊達氏の書状

第一章 戦国大名・伊達政宗の誕生
 一、父と駆け抜けた日々
 二、苦戦する政宗

第二章 覇者の葛藤
 一、南奧の覇者誕生
 二、葛藤する政宗
 三、家臣との付き合い

第三章 豊臣大名・伊達政宗
 一、奥羽仕置と「政宗別心」問題
 二、朝鮮出兵と秀吉の死

第四章 近世大名・伊達政宗
 一、関ヶ原合戦
 二、仙台開府と慶長遣欧使節
 三、大坂の陣

第五章 元和偃武の世
 一、家康の死と時代の変化
 二、晩年の政宗

終章 伊達政宗の人となりと死
 一、政宗の趣味と教養
 二、政宗の死

おわりに ―天下人への野望から、天下人への忠誠へ―

あとがき
主要参考文献

「「奥州の竜」 伊達政宗 最後の戦国大名、天下人への野望と忠誠」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 伊達政宗の人生を彼の残した多くの書状から追跡する。ちょっとした敬称の変化で秀吉や豊臣家への思いを馳せつつも徳川家の顔色を伺ったり、かつて戦った佐竹や上杉を関ヶ原後は気づかったり、家臣にも気配りをしたり 伊達政宗の人生を彼の残した多くの書状から追跡する。ちょっとした敬称の変化で秀吉や豊臣家への思いを馳せつつも徳川家の顔色を伺ったり、かつて戦った佐竹や上杉を関ヶ原後は気づかったり、家臣にも気配りをしたり、秀宗への子育てを反省して忠宗の時は注意したり、俺今酔っぱらったままこの手紙書いてるからとそのまま残したり、彼の人間臭さが満載である。筆者は最後まで天下を狙っていた人物像が崩れてしまったと寂しく感じているようだが、私にはやれるだけのことはやったという彼の満足感を感じた。 …続きを読む
    みこ
    2023年01月06日
    28人がナイス!しています
  • 非常にまっすぐで、全体像の把握が出来る伊達政宗評伝。最新研究も知ることができて満足。著者の語り口は平易で読みやすい。伊達晴宗の行動については、伊達政宗の方針とは真逆といったイメージがあったので驚いた。 非常にまっすぐで、全体像の把握が出来る伊達政宗評伝。最新研究も知ることができて満足。著者の語り口は平易で読みやすい。伊達晴宗の行動については、伊達政宗の方針とは真逆といったイメージがあったので驚いた。だが、その死が二重権力状態を脱させたというのも面白い。豊臣家の家中も完全に統一できていたわけではない家臣の出奔や長男との確執。伊達政宗の秀頼への感情など、当時の大名たちの感情の一端も知ることができる。近世大名伊達政宗が、豊臣や徳川の治世でどのように生きてきたかが分かる。母親との関係性も創作ほど悪くなかった模様 …続きを読む
    サケ太
    2022年12月30日
    25人がナイス!しています
  • 伊達政宗の評伝。「ゴリゴリに史料批判、最新研究!」といった内容ではないが、政宗の発給した膨大な書状を紹介することで、戦国大名→豊臣大名→近世大名と時代の流れで変化していく政宗の心性が知れて面白い。また、 伊達政宗の評伝。「ゴリゴリに史料批判、最新研究!」といった内容ではないが、政宗の発給した膨大な書状を紹介することで、戦国大名→豊臣大名→近世大名と時代の流れで変化していく政宗の心性が知れて面白い。また、書状の中で家臣や周囲の人間に対する細やかな気配りが、若年の内からしっかりとしているのも印象的。色々とピンチの時がありながらも、晩年まで家中の結束を維持しえたのはこの辺りが秘訣か。他にも「奥州一の大名」という自負や、上杉や佐竹とは仲良くできても、相馬は絶対認めないというライバル心も興味深いところであった。 …続きを読む
    MUNEKAZ
    2022年12月21日
    22人がナイス!しています

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