- 著者 伊兼 源太郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041093146
事故調
- 著者 伊兼 源太郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年08月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041093146
たとえ偽善であっても――自らの正義を取り戻した男が行政組織の闇に挑む!
人工海岸での陥没事故。9歳の少年が重体となり、事故調査委員会(事故調)が設置される。市から責任隠蔽を命じられた、元刑事で市職員の黒木は事故の関係者の姿に心揺るがされ、組織との戦いを決意する。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「事故調」感想・レビュー
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市が管理する人工海岸で陥没事故が起こり少年が意識不明の重体に…責任回避の為に特命で動く黒木は、刑事を退職して市職員になった訳アリの男…無気力な黒木に段々と火がついてゆく過程が良い(中盤まで少々緩いが後半 …続きを読む2020年10月26日163人がナイス!しています
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本を閉じた時に表紙が目に入る。ああ、あのシーンの黒木だな、こんな手をしていたんだなと思う。責任はどうとるのか、そのひとつを作者は示してくれる。権力と政治と金、いわゆる利権というやつだな。しかし、志はあ …続きを読む2023年05月29日109人がナイス!しています
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人工海岸を歩いていた子どもがいきなり砂に埋もれてしまうなんて、恐ろしすぎる事故。市の責任が問われないように巧く工作するよう命じられた役所勤めの元警官。興味は引かれましたが、事故調とは離れた部分の話が多 …続きを読む2020年09月17日18人がナイス!しています