虜囚の犬

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年07月09日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
384
ISBN:
9784041092958

虜囚の犬

  • 著者 櫛木 理宇
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年07月09日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
384
ISBN:
9784041092958

残酷でおぞましい事件に隠された真実とは。衝撃的結末に、撃ちぬかれる。

穏やかな日常を送る、元家裁調査官の白石洛(しらいし らく)は、
友人で刑事の和井田(わいだ)から、
ある事件の相談を持ち掛けられる。
白石がかつて担当した少年、薩摩治郎(さつまじろう)。
7年後の今、彼が安ホテルで死体となって発見されたという。
しかし警察が治郎の自宅を訪ねると、そこには鎖につながれ、やせ細った女性の姿が。
なんと治郎は女性たちを監禁、虐待し、
その死後は「肉」として他の女性に与えていたという。
かつての治郎について聞かれた白石は、
「ぼくは、犬だ」と繰り返していた少年時代の彼を思い出し、
気が進まないながらも調査を開始する。
史上最悪の監禁犯を殺したのは、誰? 
戦慄のサスペンスミステリ!
穏やかな日常を送る、元家裁調査官の白石洛(しらいし らく)は、
友人で刑事の和井田(わいだ)から、
ある事件の相談を持ち掛けられる。
白石がかつて担当した少年、薩摩治郎(さつまじろう)。
7年後の今、彼が安ホテルで死体となって発見されたという。
しかし警察が治郎の自宅を訪ねると、そこには鎖につながれ、やせ細った女性の姿が。
なんと治郎は女性たちを監禁、虐待し、
その死後は「肉」として他の女性に与えていたという。
かつての治郎について聞かれた白石は、
「ぼくは、犬だ」と繰り返していた少年時代の彼を思い出し、
気が進まないながらも調査を開始する。
史上最悪の監禁犯を殺したのは、誰? 
戦慄のサスペンスミステリ!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「虜囚の犬」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 櫛木 理宇、3作目です。本書は、犬監禁虐待連鎖イヤミステリでした。超薄味のドッグフードは不味いんでしょうね。著者が新潟出身と知り、親近感が湧きました。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/4577 櫛木 理宇、3作目です。本書は、犬監禁虐待連鎖イヤミステリでした。超薄味のドッグフードは不味いんでしょうね。著者が新潟出身と知り、親近感が湧きました。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/4577
    starbro
    2020年09月13日
    321人がナイス!しています
  • 犬、犬、犬・・そんなに人間が偉いですか?って感じ。監禁の描写は反吐が出るし、掴みどころのないモンスター・志津の洗脳にも嫌気がさす。そう、これはどうにも救いようのない作品なのだ。なのに最後のページまで一 犬、犬、犬・・そんなに人間が偉いですか?って感じ。監禁の描写は反吐が出るし、掴みどころのないモンスター・志津の洗脳にも嫌気がさす。そう、これはどうにも救いようのない作品なのだ。なのに最後のページまで一字一句逃さず追ってしまう私がいた。この辺が櫛木さんに囚われているってことなのだろうな(汗)養子や婚姻などで名前が混乱してしまったが残念ながら再読する勇気はない。白石・和井田コンビで続編もあったら嬉しいな。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2020年07月27日
    224人がナイス!しています
  • 安ホテルで惨殺された男の家の地下室には、鎖で繋がれ痩せ細った女がいた・・。この猟奇的な事件を巡って、輻輳するシナリオがやがて一つに収斂する時、おぞましい結末が見えてくる。高い自尊心の裏に隠された低い自 安ホテルで惨殺された男の家の地下室には、鎖で繋がれ痩せ細った女がいた・・。この猟奇的な事件を巡って、輻輳するシナリオがやがて一つに収斂する時、おぞましい結末が見えてくる。高い自尊心の裏に隠された低い自己肯定感。誰かに依存することでしか保たれない脆弱な精神構造。悪魔はそんな心の隙を見逃さず、気が付けば哀れな犠牲者は、どっぷりと甘美な毒に支配されているのだ。「僕は犬だ!」 あの衝撃作『チェインドッグ』から5年、読者の心を捉えて離さないサイコミステリが、極上の胸糞悪さを引っ提げて帰ってきた。恐るべし、櫛木理宇! …続きを読む
    utinopoti27
    2020年08月28日
    188人がナイス!しています

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