己惚れの記

己惚れの記

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年05月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784041092798
label

己惚れの記

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年05月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784041092798

腐敗した世の中を、己惚れながら生き抜いてゆけ!

「俺は見境をなくすほどに己惚れている」。侍の世も終わりに近づいた天保年間。たとえ愚か者と罵られようとも、己の信じた道を貫き通す男がいた。誰よりも武士らしくあろうとした男の、手に汗握る一代記! 「俺は見境をなくすほどに己惚れている」。侍の世も終わりに近づいた天保年間。たとえ愚か者と罵られようとも、己の信じた道を貫き通す男がいた。誰よりも武士らしくあろうとした男の、手に汗握る一代記!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「己惚れの記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 水野忠邦の天保の改革を描いた時代小説です。幕末を前に武士の世を建て直そうとした忠邦。その改革は何故失敗したのか? 侍の忠は己惚れと断じてる作品。実はその辺はよく分からなかったけどね… 水野忠邦の天保の改革を描いた時代小説です。幕末を前に武士の世を建て直そうとした忠邦。その改革は何故失敗したのか? 侍の忠は己惚れと断じてる作品。実はその辺はよく分からなかったけどね…
    けやき
    2021年02月14日
    33人がナイス!しています
  • 主君水野忠邦に忠義をつくした物集女蔵人の生き様と死に様を描いた歴史時代小説。幕府改革を目指す忠邦のために無実の罪をかぶって遠島になった蔵人は、改革が行き詰まっていると知るや、島を抜け出す。主君をお助け 主君水野忠邦に忠義をつくした物集女蔵人の生き様と死に様を描いた歴史時代小説。幕府改革を目指す忠邦のために無実の罪をかぶって遠島になった蔵人は、改革が行き詰まっていると知るや、島を抜け出す。主君をお助けできるのは己れだけと画策する蔵人の忠義に対して、忠邦は人を見る目のない凡庸な主だったように思う。妖怪こと鳥居忠耀や水野主馬のような不忠者に囲まれていたのでは、忠義の心もわからないだろう。そんな主に仕える者は、うぬぼれでもしなければやってられない。武士の世の終焉を前にして、蔵人の忠義と死がやるせない。 …続きを読む
    Kira
    2023年01月22日
    19人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品