天使・雲雀

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
544
ISBN:
9784041092682
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天使・雲雀

  • 著者 佐藤 亜紀
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
544
ISBN:
9784041092682

『スウィングしなけりゃ意味がない』の著者が放つ歴史小説、合本版で登場!

生まれながらに特殊な「感覚」を持ったジェルジュは、オーストリアの諜報活動を指揮する権力者の配下となる(「天使」)。特殊な「感覚」を持つ工作員たちの闘いと青春を描く、姉妹篇2冊をまとめた決定版。 生まれながらに特殊な「感覚」を持ったジェルジュは、オーストリアの諜報活動を指揮する権力者の配下となる(「天使」)。特殊な「感覚」を持つ工作員たちの闘いと青春を描く、姉妹篇2冊をまとめた決定版。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「天使・雲雀」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【所蔵】面白かったけどめちゃくちゃ読み難くて苦労した。第一次世界大戦前後のオーストリア=ハンガリー帝国を描く歴史物であり、特殊能力を訓練するSFであり、主人公ジェルジュの半生の物語。他者の思考を読み、操 【所蔵】面白かったけどめちゃくちゃ読み難くて苦労した。第一次世界大戦前後のオーストリア=ハンガリー帝国を描く歴史物であり、特殊能力を訓練するSFであり、主人公ジェルジュの半生の物語。他者の思考を読み、操ることも出来る〈感覚〉という能力が、書かれていることをいくら読んでも情景がなかなか浮かばなくて、自分の想像力の足りなさに悲しくなった。話はとっても面白いのに、とにかくいろんなことが判り難くて、置いてけぼりにされながら読んでしまった印象。でも本当に読み応えがあり面白かった。世界史をもう一度勉強したくなった笑。 …続きを読む
    小夜風
    2021年06月11日
    16人がナイス!しています
  • 第一次世界大戦をオーストリアから見た歴史スパイロマンとサイキックウォーという異質な要素を組み合わせた上に、「天使」「雲雀」とのタイトルで、そういうユニークさを全く感じさせない、という特異な作品。他の方 第一次世界大戦をオーストリアから見た歴史スパイロマンとサイキックウォーという異質な要素を組み合わせた上に、「天使」「雲雀」とのタイトルで、そういうユニークさを全く感じさせない、という特異な作品。他の方の感想にもあるように、読み易いとは言えず、僕は物語から迷子になることが何度かあったが、ページをめくる手を止めることはできなかった。こういうのは、きっと、ほかの作家には真似できないんじゃないか。とても日本的な感じもあって、海外にもこういう作家はいない気がする。とにかく普通じゃなかった。 …続きを読む
    きゃれら
    2021年06月25日
    15人がナイス!しています
  • 飲んだくれのバイオリン弾きに育てられていたジェルジュは、他人の感覚を読んだり干渉したりする能力を持っていた。やがて顧問官と呼ばれる男に引き取られ、教育を授けられて、さらに能力を開花させていく。第一次世 飲んだくれのバイオリン弾きに育てられていたジェルジュは、他人の感覚を読んだり干渉したりする能力を持っていた。やがて顧問官と呼ばれる男に引き取られ、教育を授けられて、さらに能力を開花させていく。第一次世界大戦前のオーストリアで工作員のような仕事をしながら、誰のための、何のための仕事なのか分からないまま、ジェルジュは任務に翻弄されていく。…特殊な能力、環境にある主人公だが、成長や反発、出生が明らかになるところや、束の間の友情、女関係など、エピソードには王道感があって、重苦しい雰囲気ながらも楽しめた。 …続きを読む
    鳩羽
    2020年10月13日
    7人がナイス!しています

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