昭和史七つの謎と七大事件 戦争、軍隊、官僚、そして日本人

昭和史七つの謎と七大事件 戦争、軍隊、官僚、そして日本人

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年07月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
368
ISBN:
9784040823621
label

昭和史七つの謎と七大事件 戦争、軍隊、官僚、そして日本人

  • 著者 保阪 正康
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年07月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
368
ISBN:
9784040823621

昭和は、人類史の縮図だ。第一人者が歴史の転機となった戦争と事件を講義!

昭和は、人類史の縮図である。
戦争、敗戦、占領、独立。
そして指導者、官僚、メディアの腐敗!

「昭和」はいまも続いている――。
無責任の体系とも言われた「昭和」の体質は、消えたのか? 
責任を取らない指導者と官僚、煽るマスコミに騒ぐ国民。平成を経て、令和となっても、それは健在だ。
ゆえに、私たちは昭和の重大事件に常に立ち返らなければならない。
五・一五事件、二・二六事件、太平洋戦争、新憲法制定、60年安保闘争、三島事件、ロッキード事件。
昭和史研究の第一人者が、歴史の転機となった戦争と事件を「精神と行動からの分析」から解き明かす!!

※本書は2009年12月に小社より刊行された『太平洋戦争、七つの謎』と、2011年3月刊『日本を変えた昭和史七大事件』を合本にし、改題の上、加筆修正したものです。

【目次】

新版まえがき

第一部 太平洋戦争、七つの謎
はじめに
第一章 誰が開戦を決めたのか?
第二章 戦時下の国民は戦争をどう捉えていたのか?
第三章 山本五十六はなぜ前線に行って死んだのか?
第四章 なぜ人を武器にする戦略が生まれたのか?
第五章 日本の軍事指導者たちの敗戦の理由
第六章 誰が終戦を決めたのか?
第七章 もし本土決戦が行われていたらどうなっていたのか?
おわりに
あとがき

第二部 日本を変えた昭和史七大事件
はじめに
第一章 五・一五事件のもうひとつの顔
第二章 青年将校たちの精神と二・二六事件
第三章 太平洋戦争・「誤謬の東條首相」と閣僚
第四章 占領初期・日本国憲法制定と日本の官僚たち
第五章 戦後派世代の生理的嫌悪感と六〇年安保闘争
第六章 三島事件と戦後社会の不可視空間
第七章 田中角栄元首相逮捕という政争・ロッキード事件
おわりに
昭和は、人類史の縮図である。
戦争、敗戦、占領、独立。
そして指導者、官僚、メディアの腐敗!

「昭和」はいまも続いている――。
無責任の体系とも言われた「昭和」の体質は、消えたのか? 
責任を取らない指導者と官僚、煽るマスコミに騒ぐ国民。平成を経て、令和となっても、それは健在だ。
ゆえに、私たちは昭和の重大事件に常に立ち返らなければならない。
五・一五事件、二・二六事件、太平洋戦争、新憲法制定、60年安保闘争、三島事件、ロッキード事件。
昭和史研究の第一人者が、歴史の転機となった戦争と事件を「精神と行動からの分析」から解き明かす!!

※本書は2009年12月に小社より刊行された『太平洋戦争、七つの謎』と、2011年3月刊『日本を変えた昭和史七大事件』を合本にし、改題の上、加筆修正したものです。

【目次】

新版まえがき

第一部 太平洋戦争、七つの謎
はじめに
第一章 誰が開戦を決めたのか?
第二章 戦時下の国民は戦争をどう捉えていたのか?
第三章 山本五十六はなぜ前線に行って死んだのか?
第四章 なぜ人を武器にする戦略が生まれたのか?
第五章 日本の軍事指導者たちの敗戦の理由
第六章 誰が終戦を決めたのか?
第七章 もし本土決戦が行われていたらどうなっていたのか?
おわりに
あとがき

第二部 日本を変えた昭和史七大事件
はじめに
第一章 五・一五事件のもうひとつの顔
第二章 青年将校たちの精神と二・二六事件
第三章 太平洋戦争・「誤謬の東條首相」と閣僚
第四章 占領初期・日本国憲法制定と日本の官僚たち
第五章 戦後派世代の生理的嫌悪感と六〇年安保闘争
第六章 三島事件と戦後社会の不可視空間
第七章 田中角栄元首相逮捕という政争・ロッキード事件
おわりに

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

新版まえがき


第一部 太平洋戦争、七つの謎

はじめに

第一章 誰が開戦を決めたのか?

第二章 戦時下の国民は戦争をどう捉えていたのか?

第三章 山本五十六はなぜ前線に行って死んだのか?

第四章 なぜ人を武器にする戦術が生まれたのか?

第五章 日本の軍事指導者たちの敗戦の理由

第六章 誰が終戦を決めたのか?

第七章 もし本土決戦が行われていたらどうなっていたのか?

おわりに
あとがき

第二部 日本を変えた昭和史七大事件

はじめに

第一章 五・一五事件のもうひとつの顔

第二章 青年将校たちの精神と二・二六事件

第三章 太平洋戦争・「誤謬の東條首相」と閣僚

第四章 占領初期・日本国憲法制定と日本の官僚たち

第五章 戦後派世代の生理的嫌悪感と六〇年安保闘争

第六章 三島事件と戦後社会の不可視空間

第七章 田中角栄元首相逮捕という政争・ロッキード事件

おわりに

「昭和史七つの謎と七大事件 戦争、軍隊、官僚、そして日本人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「七つの謎」の部分は多分再読。「七大事件」は今回初めて読んだ。ジャーナリストで研究者ではない著者の歴史物は、丹念な取材(自身によるインタビューが多く含まれている)をベースに、個人(それも脇役的な人物が多 「七つの謎」の部分は多分再読。「七大事件」は今回初めて読んだ。ジャーナリストで研究者ではない著者の歴史物は、丹念な取材(自身によるインタビューが多く含まれている)をベースに、個人(それも脇役的な人物が多い)に焦点を当てて書かれており、研究書とは異なるリアリティがある。もちろん著者の主観ははっきり出ており(半藤氏同様東条英機嫌いの山本五十六好きとか)、また三島由紀夫の事件についてはかなり時代批評的な要素があり、世代差のためかちょっと違和感もあったが、著者ならではの視点もあり、歴史の視角を広げることができた。 …続きを読む
    skunk_c
    2021年06月16日
    62人がナイス!しています
  • 昭和の軍官僚が暴走したのは、明治以来の日本が国民の質を低下させるばかりの失敗国家だったためなのを明らかにする。江戸時代は武士道で己を律していた日本人だが、近代軍隊の有能な軍人となるべく教育されたはずの 昭和の軍官僚が暴走したのは、明治以来の日本が国民の質を低下させるばかりの失敗国家だったためなのを明らかにする。江戸時代は武士道で己を律していた日本人だが、近代軍隊の有能な軍人となるべく教育されたはずの士官たちは人間としての修練は積まず、天皇主権という建前で天皇の名の下で無責任に行動する出世第一主義者となってしまった。そんな軍を抑えるべき政治家は226事件以降は追従するだけの存在となり、軍の体現する強さと勝利に国民は喝采を送った。コロナ禍の今日、責任をもって自主自立を貫かねば再び失敗は目に見えているだろう。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2021年03月27日
    57人がナイス!しています
  • 2010年前後の執筆。前半は太平洋戦争時の国内事情、後半は五・一五からロッキードまでの昭和七大事件の論評。「精神」で敵国ミサイルを迎撃する、根拠のない本土決戦構想に最終勝利を賭す‥聞けば誰もが唖然とするの 2010年前後の執筆。前半は太平洋戦争時の国内事情、後半は五・一五からロッキードまでの昭和七大事件の論評。「精神」で敵国ミサイルを迎撃する、根拠のない本土決戦構想に最終勝利を賭す‥聞けば誰もが唖然とするのでしょうが、日本人の体質は今もそれほど変わらないように感じます。システムや理性より、感情が行動を最終決定するような。動機が純粋なら(テロ)行為は許されるという、赤穂浪士的「動機至純諭」に煽られやすい大衆とか‥。「戦後」という概念が、三島由紀夫事件と安保で変質したとする著者の論説に、改めて納得しました。  …続きを読む
    日・月
    2024年07月11日
    15人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品