- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年01月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041091883
藍の夜明け
- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年01月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041091883
悪夢を見た夜に必ず近所で起きる通り魔事件。眠っている間にいったい何が?
16歳になった翌朝、爾はひどい悪夢から目を覚ます。その手の平には寝る前にはなかった浅い傷と、指には長い髪の毛が絡みついていた。前夜、近所で起きた女性の通り魔殺人の報道を知り不安に駆られる爾。異変は次々起き、三度目の朝。爾は自分が脱いだTシャツから血の匂いをかぎ取る。そして少女の他殺体発見のニュースが! その少女は、看護師を務める爾の母の患者だった。犯人が自分かもしれない。爾は親友の達樹にも話せず悩んでいた。ある日、学校で見知らぬ少年と遭遇する。達樹からは自分たちの幼なじみの白兎だと言われるが、爾には全く見覚えがなく……。大人のサスペンス・ミステリ、第3弾!
「あえて本文庫が白兎シリーズという名称を使わない理由もわかる。(中略) それにしても、何とも不思議な魅力に満ちた連作であることか」(解説:池上冬樹)
(本作は、長らく在庫切れだった『白兎3 蜃楼の主』(講談社)を著者が全面見直しし、加筆修正、改題の上文庫化したものです)
「あえて本文庫が白兎シリーズという名称を使わない理由もわかる。(中略) それにしても、何とも不思議な魅力に満ちた連作であることか」(解説:池上冬樹)
(本作は、長らく在庫切れだった『白兎3 蜃楼の主』(講談社)を著者が全面見直しし、加筆修正、改題の上文庫化したものです)
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「藍の夜明け」感想・レビュー
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シリーズ3。改題前のタイトル『蜃桜の主』の方が私は好きだが、今回は稼業の染物屋を飛び出した男…本当の名前を忘れた男の顛末。それにしても次で完結するはずだが、私には全然見えない。白兎は何処へ行くのだろう…2021年01月26日158人がナイス!しています
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シリーズ第3弾。これぞあさのあつこの文体ですね。謎の青年白兎の正体がだんだん見え始めたと思ったら…掴めない。掴めない人物像を追いかけながら、時代を超えて読み手をその世界に彷徨わせる。輪廻転生、いや憎しみ …続きを読む2021年02月20日89人がナイス!しています
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強い強い恨みが、時代を越えていた。ところで、白兎は何かの罰を受けているのだろうか?長い長い時を彼も存在しているように感じたけど。2021年02月02日56人がナイス!しています