国旗・国歌・国民 スタジアムの熱狂と沈黙

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年06月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784040823577
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国旗・国歌・国民 スタジアムの熱狂と沈黙

  • 著者 弓狩 匡純
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年06月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784040823577

日本で唯一の「国歌」研究者が、〈スポーツと愛国心〉を徹底解説!

国家のアイデンティティを誇示するシンボルマーク「国旗」とテーマソング「国歌」。そして人類の肉体的・精神的な高みを謳歌するスポーツ。日本で唯一の「国歌」研究者が、豊富な事例を繙きつつ、両者の愛憎の歴史に迫る。


【ある試合が、本当の戦争に発展した!! 日本で唯一の「国歌」研究者が「スポーツと愛国心」を徹底解説!】

◆日本のある行動が、世界のスポーツファンから称賛を浴びた理由とは?

◆オリンピックはいつから国別対抗戦になった? 考案者クーベルタンの目的は「競争」ではなかった!


国家のアイデンティティを誇示するシンボルマーク「国旗」とテーマソング「国歌」。そして人類の肉体的・精神的な高みを謳歌するスポーツ。日本で唯一の「国歌」研究者が、豊富な事例を繙きつつ、両者の愛憎の歴史に迫る。


【ある試合が、本当の戦争に発展した!! 日本で唯一の「国歌」研究者が「スポーツと愛国心」を徹底解説!】

◆日本のある行動が、世界のスポーツファンから称賛を浴びた理由とは?

◆オリンピックはいつから国別対抗戦になった? 考案者クーベルタンの目的は「競争」ではなかった!


※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 国旗・国歌とスポーツとの出合い

国旗はシンボルマーク、国歌はテーマソング/民族色豊かな国旗と国歌/サッカーが代理戦争に/国民に愛される国歌を/心をひとつにする「装置」/薩摩藩軍楽伝習生(サツマ・バンド)/『君が代』の演奏時間は四五秒/近代スポーツとは/ついでに導入された野球/日の丸のデビュー

第二章 愛国心とナショナリズムの狭間で

参加するのは「国」ではない/入場行進でどの国旗を掲げるか/七〇〇年に及ぶ怨念の歌/世界で最も愛されているスポーツ、サッカーの影響力/ベルリン大会の真実

第三章 国のシンボルと国際政治

国威発揚に利用も/統一と正義と自由!/「聖火」の表記が使われたのはベルリン大会以降/国を挙げての戦力強化/史上最悪の惨事/休戦アピール/独立参加選手団/古関裕而の採譜/自主独立の象徴である国歌・国旗

第四章 アスリートと国旗・国歌

国旗を纏ってウイニング・ラン/米国人に突きつけた辛辣なメッセージ/「私は自由」と書かれたタトゥー/民主化のアイコン/NFLのスタジアムが騒然/拳を突き上げ/国の原風景を語る歌詞/「日章旗抹消事件」の顛末/政治亡命を試みるアスリート

第五章 特別儀仗とスポーツイベント

武士道精神に相通じる親善/初代隊長・須摩洋朔/自衛隊とプロレス/絶対にミスが許されない国歌演奏/鳴りを潜めたファンファーレ/日の丸の「紅色」はどんな色?/最も難航したアイルランドの国旗/『星条旗』への強い思い入れ/血を流して勝ち取った独立のシンボル/eスポーツの拡がり

「国旗・国歌・国民 スタジアムの熱狂と沈黙」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 金メダルに輝いた選手はその国の国旗を身に纏い、誇らしげに誇示する。世界規模のスポーツにおいて切っても切れぬ関係にある愛国心とスポーツの関係を歴史から紐解く一冊。オリンピック憲章には国別対抗戦の場ではな 金メダルに輝いた選手はその国の国旗を身に纏い、誇らしげに誇示する。世界規模のスポーツにおいて切っても切れぬ関係にある愛国心とスポーツの関係を歴史から紐解く一冊。オリンピック憲章には国別対抗戦の場ではなく、アマチュア精神に則った個人としてのアスリートがその技を競う場と規定されているが、徐々に国威発揚の場へと姿を変える。愛国心の名を借りた偏狭なナショナリズムはスポーツを利用し、卓越した技と技のぶつかりあいは国と国との代理戦争となる。新型コロナのパンデミックが世界平和を実現する機運に繋がると本書は結ぶが、さて。 …続きを読む
    遊々亭おさる
    2020年07月17日
    15人がナイス!しています
  • 本の内容が「スポーツ」、「国旗」、「国歌」と話題が散り気味だと感じた。 「スポーツと国旗国歌の関係」、「日本の国歌・国旗」、「世界の国歌・国旗」と話題を再分類して、三分野別々の本にした方が良いのではな 本の内容が「スポーツ」、「国旗」、「国歌」と話題が散り気味だと感じた。 「スポーツと国旗国歌の関係」、「日本の国歌・国旗」、「世界の国歌・国旗」と話題を再分類して、三分野別々の本にした方が良いのではないか?と感じた。内容を後者の3分類に再編して内容を振り返ると、それぞれの内容が濃くなりそうなだけに、一冊の薄い本に3つを混ぜ合わせた時にテーマがぼやける印象を抱いた。 著者の持っている情報量を推察すると、もっと内容を深く追求できるのではないかと感じた。雑学を身につける一冊で終わっているのが惜しい気がした。 …続きを読む
    梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
    2020年06月22日
    8人がナイス!しています

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