〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界

〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年11月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
376
ISBN:
9784044005672

〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界

  • 編 荒木 浩
  • 編 前川 志織
  • 編 木場 貴俊
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年11月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
376
ISBN:
9784044005672

過去のキャラクターと世界観が混合し、 未来へ再生産されるメカニズムとは

日本の創作文化に欠かせない、キャラクター。17のテーマで大衆文化のコアに挑む。

【執筆参加者】
荒木 浩、前川志織、木場貴俊、金水 敏、芦津かおり、井上章一、永井久美子、佐々木高弘、佐野明子、青木 然、山口記弘、深谷 大、近藤和都、江口久美、松井広志、マイケル・エメリック、久留島元

【目次】
序 〈キャラクター〉と〈世界〉の大衆文化史

第1部 〈キャラクター〉とはなにか
第一章 《キャラクター》と《人格》について
第二章 ヤマト・ハムレット七変化
コラム1 キャラクターと翻訳の可能性

第2部 美人というキャラクター
第三章 美貌の歴史と美術の歴史
第四章 「世界三大美女」言説と戦後日本の美人観――小町とヘレネの交代から考える
第五章 「キャラクター」としての麗子――画家・岸田劉生の《麗子像》連作から

第3部 伝承世界とキャラクター
第六章 「シン・ゴジラ」の世界観――キャラクター化された「荒ぶる神」と神話の世界
第七章 空から獣が落ちてきた――雷獣攷
第八章 タヌキと戦争―日本のアニメ文化における伝承世界の展開
コラム2 是害坊の近世受容――転生する天狗説話

第4部 絵と芸能とキャラクター
第九章 小林清親『百撰百笑』における清国人像
第十章 時代劇ヒーローキャラクターの芸能史
第十一章 歌舞伎とジャニーズ――形を変えて生き続ける文化伝統

第5部 モダンカルチャー・プロジェクション
第十二章 「ヤマト」から「ガンダム」へのメディア史――「記憶すべきもの」と「記憶する人々」
第十三章 グループアイドルの世界観共有と補完――BiS・BiSHを対象として
第十四章 ビデオゲームのキャラクターと世界――「スパロボ」と「サガ」シリーズから考える
日本の創作文化に欠かせない、キャラクター。17のテーマで大衆文化のコアに挑む。

【執筆参加者】
荒木 浩、前川志織、木場貴俊、金水 敏、芦津かおり、井上章一、永井久美子、佐々木高弘、佐野明子、青木 然、山口記弘、深谷 大、近藤和都、江口久美、松井広志、マイケル・エメリック、久留島元

【目次】
序 〈キャラクター〉と〈世界〉の大衆文化史

第1部 〈キャラクター〉とはなにか
第一章 《キャラクター》と《人格》について
第二章 ヤマト・ハムレット七変化
コラム1 キャラクターと翻訳の可能性

第2部 美人というキャラクター
第三章 美貌の歴史と美術の歴史
第四章 「世界三大美女」言説と戦後日本の美人観――小町とヘレネの交代から考える
第五章 「キャラクター」としての麗子――画家・岸田劉生の《麗子像》連作から

第3部 伝承世界とキャラクター
第六章 「シン・ゴジラ」の世界観――キャラクター化された「荒ぶる神」と神話の世界
第七章 空から獣が落ちてきた――雷獣攷
第八章 タヌキと戦争―日本のアニメ文化における伝承世界の展開
コラム2 是害坊の近世受容――転生する天狗説話

第4部 絵と芸能とキャラクター
第九章 小林清親『百撰百笑』における清国人像
第十章 時代劇ヒーローキャラクターの芸能史
第十一章 歌舞伎とジャニーズ――形を変えて生き続ける文化伝統

第5部 モダンカルチャー・プロジェクション
第十二章 「ヤマト」から「ガンダム」へのメディア史――「記憶すべきもの」と「記憶する人々」
第十三章 グループアイドルの世界観共有と補完――BiS・BiSHを対象として
第十四章 ビデオゲームのキャラクターと世界――「スパロボ」と「サガ」シリーズから考える

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序 〈キャラクター〉と〈世界〉の大衆文化史(荒木 浩)

第1部 〈キャラクター〉とはなにか
第一章 《キャラクター》と《人格》について(金水 敏)
第二章 ヤマト・ハムレット七変化(芦津かおり)
コラム1 キャラクターと翻訳の可能性(マイケル・エメリック)

第2部 美人というキャラクター
第三章 美貌の歴史と美術の歴史(井上章一)
第四章 「世界三大美女」言説と戦後日本の美人観――小町とヘレネの交代から考える(永井久美子)
第五章 「キャラクター」としての麗子――画家・岸田劉生の《麗子像》連作から(前川志織)

第3部 伝承世界とキャラクター
第六章 「シン・ゴジラ」の世界観――キャラクター化された「荒ぶる神」と神話の世界(佐々木高弘)
第七章 空から獣が落ちてきた――雷獣攷(木場貴俊)
第八章 タヌキと戦争―日本のアニメ文化における伝承世界の展開(佐野明子)
コラム2 是害坊の近世受容――転生する天狗説話(久留島元)

第4部 絵と芸能とキャラクター
第九章 小林清親『百撰百笑』における清国人像(青木 然)
第十章 時代劇ヒーローキャラクターの芸能史(山口記弘)
第十一章 歌舞伎とジャニーズ――形を変えて生き続ける文化伝統(深谷 大)

第5部 モダンカルチャー・プロジェクション
第十二章 「ヤマト」から「ガンダム」へのメディア史――「記憶すべきもの」と「記憶する人々」(近藤和都)
第十三章 グループアイドルの世界観共有と補完――BiS・BiSHを対象として(江口久美)
第十四章 ビデオゲームのキャラクターと世界――「スパロボ」と「サガ」シリーズから考える(松井広志)

「〈キャラクター〉の大衆文化 伝承・芸能・世界」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 色々な教授や専門家が、「〈キャラクター〉と〈世界〉というタームをめぐる、前近代の簡単な歴史的考察」とのこと。井上章一氏の”美貌の歴史と美術の歴史”、前川志織氏の“「キャラクター」としての麗子”が面白かった 色々な教授や専門家が、「〈キャラクター〉と〈世界〉というタームをめぐる、前近代の簡単な歴史的考察」とのこと。井上章一氏の”美貌の歴史と美術の歴史”、前川志織氏の“「キャラクター」としての麗子”が面白かった。『麗子像』って絶対印象に残るよね。それが解き明かされて満足。ただし全体としては、てんでんばらばらというか、文学も美術もアニメも歌舞伎も能も戦隊モノも網羅しすぎてるし、各々の専門家の結論もそれぞれなので、まとまり感は無かった。それだけ《キャラクター》が在るという事なのか。 …続きを読む
    つーちゃん
    2022年03月27日
    9人がナイス!しています
  • 美貌の歴史と美術の歴史(井上章一)、「キャラクター」としての麗子(前川志織)が特に面白かった。17人が各々キャラクターについて書いているが、力量にかなり差がある。参考文献が少なかったり、略歴(専門)と担 美貌の歴史と美術の歴史(井上章一)、「キャラクター」としての麗子(前川志織)が特に面白かった。17人が各々キャラクターについて書いているが、力量にかなり差がある。参考文献が少なかったり、略歴(専門)と担当パートに関連性が薄かったり。しかし先の二人のは本当に面白い。 …続きを読む
    かりんとー
    2024年04月29日
    7人がナイス!しています
  • キャラクター文化の歴史を紐解く本。文献を引いてきて硬めの本で、キャラクター論としてライトに考えを吸収するというよりは論文などのような感覚に近い。かといって文学研究かというとそうでもなく、やや軸が見えに キャラクター文化の歴史を紐解く本。文献を引いてきて硬めの本で、キャラクター論としてライトに考えを吸収するというよりは論文などのような感覚に近い。かといって文学研究かというとそうでもなく、やや軸が見えにくいように感じた …続きを読む
    近江
    2022年02月14日
    2人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品