アストロボール 世界一を成し遂げた新たな戦術

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年02月14日
判型:
四六判
ページ数:
384
ISBN:
9784041090794

アストロボール 世界一を成し遂げた新たな戦術

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年02月14日
判型:
四六判
ページ数:
384
ISBN:
9784041090794

数字を越えた「人事」がアストロズを変えた!データベースボールの最先端。

成長志向やひたむきさ、チームの和やリーダシップといった、数値化になじまない「ソフトな情報」を駆使したスカウティング・チームビルディングがアストロズを変えた。
弱小球団が初の世界一を成し遂げるまでの軌跡。

日本語版への序文はプロ注目の評論家・お股ニキ @omatacom。
<本書には野球のすべてが詰まっている。『マネー・ボール』『ビッグデータベースボール』に次ぐ、アメリカデータ野球の最新版にして最高傑作が本作『アストロボール』である。>
<ただし、アストロズがこうした成果を出す過程で、球史に残る汚点を作ったことに触れないわけにはいかない。
2020年1月13日、MLBのコミッショナーは調査結果を発表し、アストロズが2017年のシーズンを通して、および2018年のシーズンの途中まで、電子機器を使用して試合中に相手チームの捕手のサインを盗んでいたと断定した。(中略)
チームワークや若手へのアドバイスといった貢献は数値化が難しいものであるが、こうしたこれまで数値化されてこなかった直感的な部分を軸とした独自のスカウティングこそ、本書から学ぶべきビッグデータ時代の人事である。アストロズの躍進は決してサイン盗みだけによるものではない。それはそれ、これはこれとして、チームの功罪は区別して考える必要があるだろう。>
成長志向やひたむきさ、チームの和やリーダシップといった、数値化になじまない「ソフトな情報」を駆使したスカウティング・チームビルディングがアストロズを変えた。
弱小球団が初の世界一を成し遂げるまでの軌跡。

日本語版への序文はプロ注目の評論家・お股ニキ @omatacom。
<本書には野球のすべてが詰まっている。『マネー・ボール』『ビッグデータベースボール』に次ぐ、アメリカデータ野球の最新版にして最高傑作が本作『アストロボール』である。>
<ただし、アストロズがこうした成果を出す過程で、球史に残る汚点を作ったことに触れないわけにはいかない。
2020年1月13日、MLBのコミッショナーは調査結果を発表し、アストロズが2017年のシーズンを通して、および2018年のシーズンの途中まで、電子機器を使用して試合中に相手チームの捕手のサインを盗んでいたと断定した。(中略)
チームワークや若手へのアドバイスといった貢献は数値化が難しいものであるが、こうしたこれまで数値化されてこなかった直感的な部分を軸とした独自のスカウティングこそ、本書から学ぶべきビッグデータ時代の人事である。アストロズの躍進は決してサイン盗みだけによるものではない。それはそれ、これはこれとして、チームの功罪は区別して考える必要があるだろう。>

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「アストロボール 世界一を成し遂げた新たな戦術」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初読。ビジネススクールで紹介され手に取った一冊。サイン盗み問題がなければなぁと、やっぱり思ってしまうのだが、それを差し引いても大変興味深い、今の野球界を知る上で貴重な一冊だと思う。世はアナリスティクス 初読。ビジネススクールで紹介され手に取った一冊。サイン盗み問題がなければなぁと、やっぱり思ってしまうのだが、それを差し引いても大変興味深い、今の野球界を知る上で貴重な一冊だと思う。世はアナリスティクス全盛。マネーボールのビリービーンが有名だけれど、それをさらに前進させた面々の物語。機械的な分析に直感や経験といった人間力を加味した手法。それを駆使していかにアストロズが優勝やシリーズ制覇を成し遂げたのか。しかし今やそれが当たり前。その中でどうやって優位性を保ち続けるのかはこれからの課題。興味は尽きない。 …続きを読む
    ダイナマイトダディ❨DD❩
    2024年12月13日
    19人がナイス!しています
  • サイバーメトリクスだけでない新しい野球の考え方。「マネーボール」を読んだときに野球ほど数字が出てくるスポーツはないけれど数字だけで割り切れるほど野球は簡単なものではないと思った。しかし本書で登場するア サイバーメトリクスだけでない新しい野球の考え方。「マネーボール」を読んだときに野球ほど数字が出てくるスポーツはないけれど数字だけで割り切れるほど野球は簡単なものではないと思った。しかし本書で登場するアストロズはスカウトの直感や選手のメンタル、チームの和までもが数値化されており、その結果ワールドシリーズを制するまでになったというお話し。面白かったです。しかしこれらを成し遂げた優秀なスタッフは他チームに引き抜かれ、チームの不祥事によって有能なGMも去ってしまった。今シーズンはどうなるのかね?。 …続きを読む
    ライアン
    2020年03月31日
    16人がナイス!しています
  • 原書がサイン盗み告発以前に書かれたアストロズ本。サイン盗みを主導した1人とされているカルロス・ベルトラン礼賛の記述がまともに読んでいられないのはもちろん、2017シーズンの記述全体がどこまで現実に即してい 原書がサイン盗み告発以前に書かれたアストロズ本。サイン盗みを主導した1人とされているカルロス・ベルトラン礼賛の記述がまともに読んでいられないのはもちろん、2017シーズンの記述全体がどこまで現実に即しているのか疑わしい限り。それでも、2017年を迎えるまでのチームづくり特にドラフト戦略についてを読むと、サイン盗みだけでアストロズが世界一になれたわけではないことを強く感じます。筋肉増強剤を使った選手が皆ホームラン王を獲得できるわけではないのと同様に。 …続きを読む
    たかやん
    2020年10月17日
    14人がナイス!しています

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