- 著者 木下 昌輝
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年02月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041090206
敵の名は、宮本武蔵
- 著者 木下 昌輝
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年02月21日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041090206
宮本武蔵と戦い、敗れた者たちの悲哀が胸を打つ、魂を揺さぶる物語。
数々の剣客を斃し、最強と呼ばれた宮本武蔵。戦った剣豪たちは、彼に何を見たのか。島原沖田畷の戦いで“童殺し”の悪名を背負い、家中を追放された鹿島新当流の達人・有馬喜兵衛の前に、宮本無二斎と、弁助と呼ばれる十二、三歳の子供が現れた。弁助、のちの武蔵は、真剣で「生死無用」の果し合いをするというのだが……(「有馬喜兵衛の童討ち」)。全7篇の物語で紡ぐ、まったく新しい宮本武蔵の物語。直木賞、山本周五郎賞、山田風太郎賞候補作。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「敵の名は、宮本武蔵」感想・レビュー
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天下無双の男・宮本武蔵はなぜ伝説となったのか。本作は武蔵に相対した好敵手達の視点から描かれた一冊。登場人物達がなぜ武蔵と決闘をする事になったのか、そこには悲哀たる理由ばかり。特に父親である宮本無二斎の …続きを読む2021年05月28日158人がナイス!しています
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主人公として書かれる事の多い宮本武蔵をライバルや父親など第三者の目線で書き、世間一般で知られる解釈とは異なる宮本武蔵の物語。序盤はライバル達の一人称で物語が進んでいき武蔵は謎多き強者という感じ。中盤か …続きを読む2020年04月20日128人がナイス!しています
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ぐー、これもめちゃくちゃ面白かった。面白すぎて震えた。宮本武蔵なんて名前くらいは知っているけど、何をした人なのかも知らなかったし興味なかったけどさすがの木下先生。すっかりのめり込みました。武蔵、かっち …続きを読む2020年11月07日93人がナイス!しています