• 客体だった生徒から主体の学生となった大学生の物語。不条理な社会への反発から、彼らは理想的な自由や正義を抱く。同じ正義感を共有する主人公と女子学生が始めたサークル。いつしか多数の学生が参加する巨大組織へ 客体だった生徒から主体の学生となった大学生の物語。不条理な社会への反発から、彼らは理想的な自由や正義を抱く。同じ正義感を共有する主人公と女子学生が始めたサークル。いつしか多数の学生が参加する巨大組織へ成長する。それは不正義だと忌避したはずの不条理な社会集団だと主人公は違和感を覚える。そして主人公はサークルへの攻撃を。主人公がもつ正義感は、強い内向性から利己しか見えない自己正義へ。利他はおざなりに。そして、大切なものを失う。ある種の純粋さをもつ青年期。理想と現実の矛盾に苦悩する貴重な時期を表題通りに描く。 …続きを読む
  ろくせい＠やまもとかねよし

  2020年07月18日
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• この感情に経験がある。だから主人公楓に共感しすぎて辛い。あの時の私も体に穴が開いてそこが痛くて風が通り抜けていた。空っぽだった。友人にも見放された。お互い傷つき、自分のやった事を後悔している。それは古 この感情に経験がある。だから主人公楓に共感しすぎて辛い。あの時の私も体に穴が開いてそこが痛くて風が通り抜けていた。空っぽだった。友人にも見放された。お互い傷つき、自分のやった事を後悔している。それは古傷となったけど、その痛みをどこかに抱えたまま生きていかなきゃいけないんだ。どこかで分かり合える、なんて甘えだ。「「その人のことが嫌いだったわけじゃありません。むしろ尊敬していたからこそ、その人の行動が自分から見て間違ったものに見えると、正してやろうだなんて、自分勝手なことを思ってしまった結果でした。（略）」」 …続きを読む
  そる

  2020年07月17日
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• 『青くて痛くて脆い』かったよ(´•ω•̥`)。良い人間関係を構築するのは難しいね。田端くん程では無いにしても、大なり小なりギスギスしたり、すれ違ったり、自身が望まない形の関係になってしまう事は誰しもあるんじゃ 『青くて痛くて脆い』かったよ(´•ω•̥`)。良い人間関係を構築するのは難しいね。田端くん程では無いにしても、大なり小なりギスギスしたり、すれ違ったり、自身が望まない形の関係になってしまう事は誰しもあるんじゃ無いかな。それをストレートに見せてくるので、心が波立ちますね。そういう感情を引き出すのが作者の作戦なら、白旗です(ó﹏ò｡)。人を傷つけたり、傷つけられたりを恐れて、過剰に距離を取り過ぎると、社会に出るためとか、人との関わり合いの経験値が不足してしまうのかもね。それでここ一番で大失敗。と、反面教師。 …続きを読む
  mae.dat

  2023年03月05日
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