家と庭

家と庭

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年02月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041090138
label

家と庭

  • 著者 畑野 智美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年02月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041090138

実家暮らしでフリーター、だけどオレ、このまま住んでたら、ダメなのか!?

四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らす望。大学を卒業して2年以上、近所のマンガ喫茶で淡々とアルバイトする日々を送っていた。だが、ただでさえかしましい家に、上の姉が娘を連れて出戻ってきた。女5人と過ごす日常の中で、人生に何も望まなかった「望」が、少しずつ変わっていく。友達以上恋人未満の幼なじみや憧れの女性、神出鬼没の烏天狗。下北沢に住まう人々のカラフルで愛らしい日々をみずみずしく描く。 四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らす望。大学を卒業して2年以上、近所のマンガ喫茶で淡々とアルバイトする日々を送っていた。だが、ただでさえかしましい家に、上の姉が娘を連れて出戻ってきた。女5人と過ごす日常の中で、人生に何も望まなかった「望」が、少しずつ変わっていく。友達以上恋人未満の幼なじみや憧れの女性、神出鬼没の烏天狗。下北沢に住まう人々のカラフルで愛らしい日々をみずみずしく描く。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「家と庭」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 主人公の望の生き方には共感できなかったが、 畑野さんの描く女性達が瑞々しくて引き込まれました。それぞれに問題を抱えながら乗り越えて下北沢から旅立つがひとり取り残される望。 ここで終わるのかと思いながら、 主人公の望の生き方には共感できなかったが、 畑野さんの描く女性達が瑞々しくて引き込まれました。それぞれに問題を抱えながら乗り越えて下北沢から旅立つがひとり取り残される望。 ここで終わるのかと思いながら、あとがきに少し明かりがともりました。続きの物語が読みたい。 …続きを読む
    ゴンゾウ@新潮部
    2021年08月06日
    101人がナイス!しています
  • 下北沢にアパートと土地持ってる家の一人息子の望。フリーターしながらのらりくらり生きている。下北沢という街の空気感を感じられました。幼なじみあまねの『なんでもあるけど、何もないじゃない』この言葉がこの物 下北沢にアパートと土地持ってる家の一人息子の望。フリーターしながらのらりくらり生きている。下北沢という街の空気感を感じられました。幼なじみあまねの『なんでもあるけど、何もないじゃない』この言葉がこの物語を象徴してる気がする。林太郎がんばれ!あとがきが希望があって一番好き。 …続きを読む
    papako
    2020年09月23日
    85人がナイス!しています
  • なにげない日常を何とも読ませる畑野さん七冊目。下北沢に暮らすとある一家。土地持ちで定職に就かずとも生きていけるフリーターの長男に鼻白んだり、とんでもな理由で別居する長女に唖然としながらも読む手が止まら なにげない日常を何とも読ませる畑野さん七冊目。下北沢に暮らすとある一家。土地持ちで定職に就かずとも生きていけるフリーターの長男に鼻白んだり、とんでもな理由で別居する長女に唖然としながらも読む手が止まらない。うまく行き過ぎない現実と登場人物にリアリティがあり、見ていて飽きないのだ。欠点にもフォーカスが当たっているので、腹が立ったりもどかしく感じたりもするが、最後は応援したくなる。面倒くさい家族だなと思う反面、実に羨ましい家族だった。彼らのその後がちらりと分かるあとがきが嬉しい。 …続きを読む
    アッシュ姉
    2020年08月04日
    80人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品