- 著者 楳図 かずお
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年09月18日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041089941
こわい本5 執念
- 著者 楳図 かずお
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年09月18日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 384
- ISBN:
- 9784041089941
執念によって心理的に追い込まれていく少女の恐怖を描くミステリー
裕福な家に生まれたものの、母が亡くなり継母に育てられためぐみ。なぜか幼いころからずっと蝶が怖くて仕方なかった。父に連れられ母の墓参りのため別荘へ行くが、なぜがとても怖い。別荘は母が死にめぐみが産まれた場所だった。めぐみを嫌う祖母、そしてそこには壮絶な過去があった……心理的恐怖を描いた「蝶の墓」。田舎で暮らす小野さつきとかんなの姉妹が、おばあちゃんから村に伝わる民話的な奇妙な話を聞き、それが現実の事件につながっていく怪異譚の「ヘビおばさん」。楳図がかつて暮らした奈良県五條市や生まれ故郷の和歌山県高野町、幼少期を過ごした奈良県曽爾村などの風景と伝説が織り込まれた牧歌的要素の強い怪奇ファンタジー「山びこ姉妹」シリーズの第2弾。 ある日、おかねが渕で巨大なうわばみの姿となった女性にさつきとかんな姉妹が遭遇する。ある日、友人の家に遊びに行った二人は、友人の家に新しく迎えられた継母に会い……。【巻末特別企画】横尾忠則対談! 楳図かずお自身による作品解説&解題充実。書下ろしエッセイは清水崇監督!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
蝶の墓
ヘビおばさん
ヘビおばさん
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「こわい本5 執念」感想・レビュー
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「蝶の墓」「へびおばさん」収録。蝶の墓は、寄せては返す丁寧な構成の作品。へびおばさんは、サツキとメイのような姉妹が出てきてほのぼのしますが、やはりホラーです。友達の家で手打ちの鍋焼きうどんは、なかなか …続きを読む2021年10月30日72人がナイス!しています
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「執念」がテーマの第5巻。「蝶の墓」と「ヘビおばさん」の2作が収録。どちらも初読。ページをめくっていて現れる大きなコマ割りにゾッとさせられる。蝶が怖くなる。巻末には横尾忠則との対談が収めらている。ちょう …続きを読む2021年09月26日70人がナイス!しています
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【楳図かずお追悼読書】第3弾 「こわい本」の5巻目。「蝶の墓」「へびおばさん」の2作収録。昭和40年代頃の作品。今回は恐怖の理由は心理的原因。漫画の演出上手いですね。てっきりオカルトとか怪物ものかと思って …続きを読む2024年11月26日46人がナイス!しています