- 著者 伊集院 光
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年02月16日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 192
- ISBN:
- 9784044005597
名著の話 僕とカフカのひきこもり
- 著者 伊集院 光
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年02月16日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 192
- ISBN:
- 9784044005597
「この孤独わかるよね」 ──本の話をすると、もう孤独じゃなくなってる。
NHK「100分de名著」で出会った約100冊より、伊集院光が、心に刺さった3冊を厳選。名著をよく知る3人と再会し、時間無制限で新たに徹底トークを繰り広げる、100分de語りきれない名著対談!
■川島隆(京都大学准教授)と語る、カフカ『変身』
──“虫体質な僕ら”の観察日記
■石井正己(東京学芸大学教授)と語る、柳田国男『遠野物語』
──おもしろかなしい、くさしょっぱい話たち
■若松英輔(批評家、随筆家)と語る、神谷美恵子『生きがいについて』
──人生の締め切りを感じたとき出会う本
■川島隆(京都大学准教授)と語る、カフカ『変身』
──“虫体質な僕ら”の観察日記
■石井正己(東京学芸大学教授)と語る、柳田国男『遠野物語』
──おもしろかなしい、くさしょっぱい話たち
■若松英輔(批評家、随筆家)と語る、神谷美恵子『生きがいについて』
──人生の締め切りを感じたとき出会う本
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
■川島隆(京都大学准教授)と語る、カフカ『変身』
──“虫体質な僕ら”の観察日記
・『変身』は「俺の話」だ!
・境界線の上のカフカ
・窓のある部屋に閉じこもりたい
・翻訳のむずかしさ
・キレる妹
・コロナ禍でみんなが虫になった
・リンゴは何を意味している?
・安定恐怖症のカフカ?
・どこかにある“虫の世界”
・文学に謎解きは大事じゃない
・生きていることが苦しいときに
■石井正己(東京学芸大学教授)と語る、柳田国男『遠野物語』
──おもしろかなしい、くさしょっぱい話たち
・柳田国男は何を切り、何を盛ったか
・孤高のテキスト
・河童の子殺しと伏せ字
・河童が本当にいると信じさせる仕掛け
・寒戸の婆の曖昧さ
・ザシキワラシが家の盛衰を決める!
・『遠野物語』への評価
・現代版『遠野物語』は何を描くか
・死者との出会いで立ち直っていく
・魂の感覚
・「平地人をして戦慄せしめよ」
■若松英輔(批評家、随筆家)と語る、神谷美恵子『生きがいについて』
──人生の締め切りを感じたとき出会う本
・悲しみや苦しみに共鳴する弦
・観察した途端に見えなくなること
・パラアスリートに抱く感謝
・生血がほとばしり出すような文字
・名著に出会うタイミング
・自分がしたいと思うことと義務との一致
・生きがいの誤用
・コロナ禍の話
・待つことではじめて見えることがある
・亡くなった人の尊厳
・自分の言ったことを本当にしていく
・自分が好きなものに社会性をもたせる
・生きがいって何ですか?
・人生の締め切り
──“虫体質な僕ら”の観察日記
・『変身』は「俺の話」だ!
・境界線の上のカフカ
・窓のある部屋に閉じこもりたい
・翻訳のむずかしさ
・キレる妹
・コロナ禍でみんなが虫になった
・リンゴは何を意味している?
・安定恐怖症のカフカ?
・どこかにある“虫の世界”
・文学に謎解きは大事じゃない
・生きていることが苦しいときに
■石井正己(東京学芸大学教授)と語る、柳田国男『遠野物語』
──おもしろかなしい、くさしょっぱい話たち
・柳田国男は何を切り、何を盛ったか
・孤高のテキスト
・河童の子殺しと伏せ字
・河童が本当にいると信じさせる仕掛け
・寒戸の婆の曖昧さ
・ザシキワラシが家の盛衰を決める!
・『遠野物語』への評価
・現代版『遠野物語』は何を描くか
・死者との出会いで立ち直っていく
・魂の感覚
・「平地人をして戦慄せしめよ」
■若松英輔(批評家、随筆家)と語る、神谷美恵子『生きがいについて』
──人生の締め切りを感じたとき出会う本
・悲しみや苦しみに共鳴する弦
・観察した途端に見えなくなること
・パラアスリートに抱く感謝
・生血がほとばしり出すような文字
・名著に出会うタイミング
・自分がしたいと思うことと義務との一致
・生きがいの誤用
・コロナ禍の話
・待つことではじめて見えることがある
・亡くなった人の尊厳
・自分の言ったことを本当にしていく
・自分が好きなものに社会性をもたせる
・生きがいって何ですか?
・人生の締め切り
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「名著の話 僕とカフカのひきこもり」感想・レビュー
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筆者は、話しを生業にするタレントだけあってとても好感がもてて凝り固まらない自由な考え方をする人だ。司会されている100分de名著で出会った名著について思うことを専門家とあれこれ語り合う様子は、古典好きには …続きを読む2023年03月20日115人がナイス!しています
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100分de名著では取り上げられている名著を事前に読むことは禁じられている伊集院光が、番組が終わり、時には一晩でむさぼり読んだ中から選りすぐりの3冊を熟読し、その本のエクスパートと差しで対談する。前に読ん …続きを読む2022年03月31日110人がナイス!しています
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eテレでやっている「100分de名著」のサブキャスターをやっている伊集院さんがその未読の本を三冊取り出して専門家と対談を行っています。カフカの「変身」、柳田国男の「遠野物語」、神谷美恵子の「生きがいについて …続きを読む2022年12月22日105人がナイス!しています
著者紹介
伊集院 光(いじゅういん ひかる)
1967年生まれ。84年に三遊亭楽太郎(現・六代目三遊亭円楽)に弟子入りし、落語家・三遊亭楽大として活動。87年ごろから伊集院光としてタレント活動をはじめ、「伊集院光のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)、「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)といったラジオ番組のパーソナリティをつとめる。2012年よりNHK Eテレ「100分de名著」に出演。『世間とズレちゃうのはしょうがない』(養老孟司との共著、PHP研究所)、『のはなし』(宝島社)などの本も出版している。