お孵り

第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041088265
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第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉

お孵り

  • 著者 滝川 さり
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041088265

第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作!

結婚の挨拶のため、婚約者・乙瑠の故郷を訪れた佑二。そこは生まれ変わりの伝説がある村だった。やがて乙瑠は村で里帰り出産をすることになったが、子供は生まれ変わりを司る神として村に囚われてしまい!? 結婚の挨拶のため、婚約者・乙瑠の故郷を訪れた佑二。そこは生まれ変わりの伝説がある村だった。やがて乙瑠は村で里帰り出産をすることになったが、子供は生まれ変わりを司る神として村に囚われてしまい!?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「お孵り」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「お孵り」と書いて「おかえり」タイトルから不穏。不気味な因習の山あいの村+生まれ変わり+大量殺人。好みのワードてんこ盛り、最後まで飽きさせず、頁を捲る手が止まらなかった。驚きの結末は最初は「切ないけど良か 「お孵り」と書いて「おかえり」タイトルから不穏。不気味な因習の山あいの村+生まれ変わり+大量殺人。好みのワードてんこ盛り、最後まで飽きさせず、頁を捲る手が止まらなかった。驚きの結末は最初は「切ないけど良かったな…」と思ってから、あれ?これってまた恐怖の始まりってこと?とちょっとぶるる…((( ;゚Д゚))) …続きを読む
    みっちゃん
    2020年03月19日
    172人がナイス!しています
  • 一気読みだった、一冊。あれよあれよと引き摺り込まれて一気読み。山深い村での出産にまつわる異様な儀式にはいきなりドン引きだけれど、生まれ変わり伝承、信仰心、人間の業、ホラー、ミステリ、そしてちょっぴりせ 一気読みだった、一冊。あれよあれよと引き摺り込まれて一気読み。山深い村での出産にまつわる異様な儀式にはいきなりドン引きだけれど、生まれ変わり伝承、信仰心、人間の業、ホラー、ミステリ、そしてちょっぴりせつなさ…と、それらを巧く絡み絡ませながら展開していくストーリーは気がつけば読み終えているぐらいの面白さだった。因習に縛り付けられた生きづらさほどやるせないものはないし、生まれ変わりも考えれば考えるほどせつなさを感じる。シタイ部署は興味深い。山羊原さんはもっと興味深い。まだまだ活躍してくれるかしら。 …続きを読む
    ちょろこ
    2019年11月20日
    122人がナイス!しています
  • 第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作品。装丁やタイトルの『おかえり』から想像出来る通り、生まれ変わりをモチーフにしたホラー小説。九州山中の暗い森の中で行われる異様な儀式、閉塞感溢れる村社 第39回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作品。装丁やタイトルの『おかえり』から想像出来る通り、生まれ変わりをモチーフにしたホラー小説。九州山中の暗い森の中で行われる異様な儀式、閉塞感溢れる村社会で暮らす怪しげな村民達、村人が崇める『タイサイサマ』。薄気味悪い要素がてんこもりだが、方言を交えて語られる事で不気味さは更に増して行く。この村で生まれた萩村乙瑠(はぎむら いちる)と結婚した夫・橘祐二。二人の行く末が気になり一気読み。終盤の阿鼻叫喚の地獄絵図の様な描写は目を背けたくなる。正統派ホラー作品。 …続きを読む
    sayuri
    2020年01月15日
    110人がナイス!しています

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