- 著者 黒川 博行
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041085622
海の稜線
- 著者 黒川 博行
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年10月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041085622
直木賞作家の本領発揮、ユーモア全開の警察小説
大阪府警捜査一課の文田巡査部長と総田部長刑事――通称“ブンと総長”は、名神高速道路で起きた乗用車爆破事件の現場に来ていた。東京から赴任してきた新人キャリアの萩原警部補はことあるごとに大阪の水が合わないと言い、文田たちはこの年下の生真面目な上司に振り回される羽目に。続いてマンションで起きたガス爆発をきっかけに、意外にも過去の海難事故が捜査線上に浮かぶ。絡まった糸をほぐすように事件の真相にせまるうち、文田・総田と萩原の間にはほのかな友情が芽ばえる。
完成されたスタイルと抜群のリーダビリティを備えた、直木賞作家の隠れた名作。
完成されたスタイルと抜群のリーダビリティを備えた、直木賞作家の隠れた名作。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「海の稜線」感想・レビュー
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なにせ大阪弁の掛け合い漫才みたいな会話が面白い。大坂府警の総長とブンちゃんの刑事が事件の解明に働く、働く。30年以上前の作品なので働き方改革もなんじゃそれって感じ。そこに、警視庁からキャリアの萩原刑事が …続きを読む2020年01月15日73人がナイス!しています
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黒川博行さんの著書9冊目読了。相変わらず大阪弁がテンポ良く飛び交い、今回は大阪府警のブンと総長、東京から来た新人キャリアの萩原とのお互いをこき下ろすやり取りがメッチャ面白かった。それに船体保険詐欺とか …続きを読む2020年02月06日60人がナイス!しています
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この表紙を見 読んだ気に・・あれは夕食のオカズだった。黒川氏の直木賞受賞へ至る路程の初期傑作とある。面白すぎて頁を捲るのが止まらぬ。羽曳野から大阪府内をあちこち移動する捜査陣~総長とブン、キャリアの萩 …続きを読む2022年02月13日58人がナイス!しています