ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年07月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
368
ISBN:
9784040823140
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ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー

  • 著者 大塚 英志
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年07月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
368
ISBN:
9784040823140

「少女まんが」の描線の起源はどこにあるのか?

「本文では明治三〇年代、あるいは世紀末の日本におけるミュシャ受容の細部を追うことを中心とする。そして一九七〇年前後のミュシャの再発見の過程を終章で描く。それ以降のことは少女まんがの読者にとって自明であり、まんが史の歴史的系譜としてそれぞれが自分の敬愛する創り手の中に(時に作者は意識していないかもしれないが)見出すことが可能だからである。」(本書より) 「本文では明治三〇年代、あるいは世紀末の日本におけるミュシャ受容の細部を追うことを中心とする。そして一九七〇年前後のミュシャの再発見の過程を終章で描く。それ以降のことは少女まんがの読者にとって自明であり、まんが史の歴史的系譜としてそれぞれが自分の敬愛する創り手の中に(時に作者は意識していないかもしれないが)見出すことが可能だからである。」(本書より)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この論だけではモヤモヤするなぁと思いながらミュシャ展に行ったら、すごく腑に落ちたので、展覧会に足を運べるかたは是非セットでご覧になることをおすすめします。 この論だけではモヤモヤするなぁと思いながらミュシャ展に行ったら、すごく腑に落ちたので、展覧会に足を運べるかたは是非セットでご覧になることをおすすめします。
    佐島楓
    2019年08月26日
    65人がナイス!しています
  • 京都文化博物館で開催中の展覧会「みんなのミュシャ」のアドバイザーも務められた大塚氏は、鳥獣戯画や浮世絵から一直線に現在のまんがが生まれたというような単純な見方を否定し、文化芸術は国を超えて、相互に吸収 京都文化博物館で開催中の展覧会「みんなのミュシャ」のアドバイザーも務められた大塚氏は、鳥獣戯画や浮世絵から一直線に現在のまんがが生まれたというような単純な見方を否定し、文化芸術は国を超えて、相互に吸収、融合しながら、ローカライズされて新しい表現を生んで発展していく(きた)ものであると説く。図版もたっぷりで読み応えのある一冊。今月の書評@関西ウーマンで取り上げました。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=201653 …続きを読む
    Nobuko Hashimoto
    2019年12月07日
    27人がナイス!しています
  • 大好きだった漫画MADARAの原作者、大塚英志の本。思っていたより難解で全部は理解できなかったけど、明治時代のこの文学の世界観って確かに少女漫画っぽい、と興奮した。一条成美は「なるみ」という女性ではなく、「 大好きだった漫画MADARAの原作者、大塚英志の本。思っていたより難解で全部は理解できなかったけど、明治時代のこの文学の世界観って確かに少女漫画っぽい、と興奮した。一条成美は「なるみ」という女性ではなく、「せいび」という男性だった(゚ロ゚) …続きを読む
    ともも
    2020年04月04日
    6人がナイス!しています

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